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タカノジ

高野寺

西の高野山

高野寺の参道には1000本の色鮮やかなツツジが咲き、頂上からは浅利富士や日本海を眺望できます。周辺はハイキングコースとしても楽しめます。
寺宝の銅鍾は鐘身の各所に朝鮮鍾の文様をとり入れた優美なもので、和鮮混淆形式のものとして注目され昭和42年、県の文化財に指定されました。
真言宗御室派の古刹で、大同年中から弘仁5年に弘法大師衆生済度のため諸国巡錫の途次、当山山頂「池の垰」にて修行満願の日、感得せし聖観音菩薩を本尊として開創しました。往時の寺格は仁和寺直末中本寺、御室五智院室永兼帯、法儀触頭でした。鎌倉期伏見院御宇一里四方の地を賜い修行道場として伽藍が整いました。南北朝期、津渕地頭吉川経兼子息乗尊大徳が住持しました。文明11年石見守護大内政弘公当山に寺領安堵をしました。永禄年中、尼子氏の兵火に遭い、その後も数度の火災のため僧房寺宝等が灰じんに帰し、荒廃していたのを三十四世将海(しょうかい)和上が現在の伽藍を再興しました。伽藍復興の褒賞として御室仁和寺門跡二品彰人親王より直額「醍醐味山」を賜る、よって高野寺は「鏡向山」と二つの山号を有しました。開基の年代、寺内の構造、大きさなどによって西の高野山ともいわれ、石見曼荼羅観音霊場三十三番札所でもあります。
大師堂は川本町三原丸山城にあった持仏堂が移築されたと伝わり、弘法大師を納める厨子の扉に小笠原家家紋の三階菱が彫刻されています。

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