ヒノミサキジンジャ

観光スポット

日御碕神社

1135 misakijinjya 001 1

 島根半島西端の日御碕に鎮座する古社。『出雲国風土記』は美佐伎社、『延喜式』に御碕社と記されている。
 朱(あか)い楼門をくぐると、正面に日沈宮(ひしずみのみや)(下の宮)、右手小高いところに神(かん)の宮(上の宮)が鎮座する。日沈宮には天照大神(あまてらすおおみかみ)神の宮には素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀る。いずれも平入りの本殿が唐破風向拝(ごはい)付きの拝殿と続いた権現造りである。現在の建物は、徳川家光の命により、寛永14年(1637)藩主京極忠高が着手し、同21年(1644)藩主松平直政によって完成した。桃山時代の面影をのこす貴重な神社建築として、14棟一括重要文化財に指定されている。両本殿とも内壁や天井には、狩野派、土佐派の絵師たちが腕を競いあった壮麗な壁画がある。
 社伝によると、神の宮は安寧天皇の御宇(ぎょう)、後方の隠(かくれ)ケ丘から遷し、日沈宮は天暦2年(948)神社前100mの日本海こ浮かぶ経(ふみ)島にあったものを遷したという。日御碕神社が古代にどんな勢力をもっていたか詳(つまび)らかではないが、中世末期になると京極、尼子、毛利などの諸大名によってしきりに社領安堵(あんど)がなされているので、少なくともこの時期になると、信仰、経済の両面で大きな勢力をもっていたものと思われる。
 宇竜(うりゅう)浦の権現島にある末社熊野権現では、毎年旧正月5日、日御碕神社の神官を迎えて和布刈(めかり)神事が行われ、これが終わるとワカメの採取が始まる。

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住所 出雲市大社町日御碕455
お問合せ先

日御碕神社社務所

出雲市大社町日御碕455

〒699-0763

電話:0853(54)5261

アクセス JR出雲市駅から一畑バス(出雲大社、日御碕行)45分、日御碕下車