|
三瓶山の主峰男三瓶北麓の海抜650mの長者原にある。池の周囲はおよそ400m。水域面積8,910平方メートル、最深点の深さは約1mである。 この姫逃池にカキツバタが自生し、その数は数千本といわれている。カキツバタの開花は6月ごろで、紫を主とした優雅な花で池面が彩られる。この群落の中には、根が水面から浮いて池面をゆるやかに風の吹くままに移動するものもあり、カキツバタの浮島として有名である。以前は八つの浮島がみられたが、現在では一つしかみられない。昭和43年(1968)県の天然記念物に指定された。池には、昔、ここに住んでいた長者の娘にまつわる悲恋の伝説があり、カキツバタは、その娘の霊の化身であるともいわれている。付近には国立三瓶青年の家やキャンプ場があり、研修生やキャンパーで賑わう。
|