出土した柱や伝承を元に再現された、展示の目玉の一つ、古代出雲大社10分の1スケールの模型。現在の出雲大社は高さ24mと、全国の有名神社と比べてもひときわ大きいのですが、古代にはその2倍の48mあったとする説を基に再現されたものです。しゃがんで見ると空にそびえ立つ空中神殿という感じがして、神秘的なイメージがしました。長い階段を見ると、思わず登ってみたくなりました。
模型の傍には、先回の遷宮の際にはずされた、実物の出雲大社千木が展示されています。こちらは明治から昭和にかけての出雲大社のものです。出雲大社本殿は垣に囲われているため、普段そのスケールの大きさを感じ取れないのですが、これを見るといかに出雲大社が大きな本殿かわかりますね!古代神殿とあわせて必見ですよ!
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千木(ちぎ)とは…
社殿の屋根の両端の所で交差し高く突き出ている部分のことで、古代では屋根を支えるための大切な構造材でした。 しかし、現在ではほとんどの神社の千木が、一種の装飾的な意味合いの強いものとなっている。 |
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