白島海岸は女性的な海岸。白い岩肌の岬や島が複雑に入り組んで、隠岐の島町随一の景観美を作り出しています。 乳房杉は樹齢およそ800年の巨木で、うっそうとした森の中にそびえ立つ様は、まるで「もののけ姫」にでも出てきそうな神秘的な雰囲気でした。
壇鏡の滝は、絶壁の岩が丸くくりぬいた空から、神秘の水がしたたっているみたい。このところ天気が続いたので水は少なかったけど、滝の清浄な水と清々しい空気に、何だか感動して涙が出そうになりました。ここあたりには、天然記念物のオキサンショウウオも住んでいるそうです。
隠岐めし（価格：1,000円） サザエ飯をメインにヒオウギ貝の煮物やアラメの松前漬けなど、海の幸をふんだんに使った「島弁」。 隠岐空港と西郷港近くの隠岐特産センターで1日10食限定販売。10〜80個単位で事前予約も受け付け。注文は、三日前までに隠岐観光協会（08512-2-1577）か、インターネット（Ｅ−ＯＫＩ．ＮＥＴ）で予約。
隠岐プラザホテル ［詳細］
神社から少し離れた田んぼの向こうでは、昔から続く伝統の行事が行われていました。たたみ２畳ほどのござを引き、木の骨組みにむしろをかけただけの場所に、男たちが10人ばかり縁取るように座っています。長老が味噌汁や酒を男たちに丁寧にふるまっていました。 
壇鏡の滝は、絶壁の岩が丸くくりぬいた空から、神秘の水がしたたっているみたい。このところ天気が続いたので水は少なかったけど、滝の清浄な水と清々しい空気に、何だか感動して涙が出そうになりました。ここあたりには、天然記念物のオキサンショウウオも住んでいるそうです。
隠岐の伝統的な家屋を保存したのが、佐々木家です。上の駐車場を降りるとき、家の屋根が目に入りました。まるで「日本むかし話」に出てきそうな雰囲気です。隠岐の伝統的な家屋は横に長く、玄関は通常の出入り口の他、お客様用など３つあるのだそうです。玄関を入ると、気のよさそうな陽気なおじさんが迎えてくれ、キラキラした目で私たちにいろいろと家の造りを説明をしてくれました。ひもを引っ張るとよろい戸が閉まる仕組みとか、囲炉裏の横の芋貯蔵庫や、泥棒よけの引き出しなど、実演しながらの説明は、とってもわかりやすく楽しく学べました。昔ながらの家というものは、長年の智恵と工夫が活かされていて、すごいものだなあとしみじみ感心しました。 
先人の偉大な暮らしの知恵がぎっしり詰まった、すばらしい家屋で、私たちは昼食をいただきました。重要文化財の中でごはんをいただけるなんて、かなり貴重な経験です。外の明りのは強く、薄暗い室内はよく風が通って心が安らぎます。出てきた料理は盆などに客用に用意される煮しめなどの昔懐かしい料理でした。サザエおにぎりや、ウミウシ、カメノテなど、隠岐らしい珍しい食べ物をいただくことができました。ウミウシやカメノテはとっても珍味でおいしかったですよ〜！しばらく昔話などで盛り上がり、ひと段落すると、うとうととしそうな心地よい一時でした。
料理は新鮮な海の幸がいっぱいの贅沢な食事でした。そして今話題のブランド隠岐牛は「こんなにやわらかいお肉は初めてー！」と叫び出しそうなほど、カナ〜リ美味しかったです。
