しまねの美術館で花めぐり

タグ:

2016年04月11日 公開

桜が散りはじめ、お花見もひと段落しましたね。
しかし、まだまだ春本番♪
島根県内の美術館では「花」がキーワードの企画展がはじまっています。
お天気に左右されない美術館でのお花見。
趣の異なる様々な花が皆様をお待ちしています。
ぜひお出かけください。 

 

まずはこちらから、

日本を飛び出しフィンランドへお花見に出掛けてみませんか?

島根県芸術文化センター「グラントワ」 
マリメッコ展
ーデザイン、ファブリック、ライフスタイル

2016年4月23日(土)~7月11日(月)

建物中央に鏡のような水盤を持ち、石州瓦をもちいた切妻屋根が特徴的な美術館。
趣向の異なる大小4つの展示室を活かしてスケールの大きな企画展を開催されています。
また、森鷗外ゆかりの美術家の作品、石見の美術、ファッションなど所蔵コレクションも魅力的。
ゆったりとアートの世界に浸れる空間です。
この春からは、かわいらしいファブリック等で有名なフィンランドを代表するデザインハウス、マリメッコの国内初となる大規模な展示会が開催されます。

marimecco

ファブリック ≪ウニッコ≫(ケシの花)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年
Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964

 

ファブリック等、作品が200点以上!
またとないチャンス


2-127bシールトラプータルハ0

ファブリック≪シィールトラプータルハ≫(市民菜園)、図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ、2009年Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 2009

ファブリック約50点、ヴィンテージドレス約60点、デザイナーのスケッチなど、計200点以上の展示作品に加え、デザイナーたちの個性溢れる仕事ぶりを示す直筆スケッチなど、見どころ満載です。さらに、マリメッコのプリント工場の様子など、本展のために撮り下ろした映像も。これだけの規模での展覧会は国内初開催。
オリジナリティ溢れる図柄を生み出し続けるマリメッコ、その背景に迫る内容となっています。お見逃しなく!

 

北欧のおいしいと石見のおいしいが大集合 
グラントワ・マルシェ


 今年のゴールデンウィークの予定はお決まりですか?
5月3日、グラントワでは、中庭広場を会場にして、グラントワ・マルシェが行われます。北欧をテーマにした「北欧ブース」と、地元飲食店が腕を振るう「石見ブース」では、美味しい食べ物や雑貨などが販売されます。
企画展とあわせてお楽しみください。
DSC06814
昨年の様子

また、ゆっくり食事をするなら館内にあるレストラン「Pony」がおすすめ。フランス料理を基本に、新鮮な野菜など地元の食材を活かした季節感あふれる料理を楽しむことができます。

レストラン
レストラン「Pony」

 

記念にミュージアムショップでお土産を


ミュージアムショップ
MUSEUMSHOP「con amore」

ポストカード、オリジナルグッズのほかアートに関する書籍や雑貨などを扱うMUSEUMSHOP「con amore」。美術館のショップといえば、おしゃれなデザインのものが豊富に揃っていますよね。誰かのお土産に、自分へのプレゼントに、ぜひ覗いてみてくださいね。今回の企画展にあわせて関連グッズも販売されるので、そちらもお見逃しなく!

開催概要

マリメッコ展ーデザイン、ファブリック、ライフスタイル
【会場】島根県立石見美術館(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)
【会期】2016年4月23日(土)~7月11日(月)
【開館時間】10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)
【休館日】毎週火曜日(ただし5月3日は開館)
【入館料】企画展 大人1,000円、大学生600円、小・中高校生300円
【お問い合わせ先】島根県立石見美術館 Tel : 0856-31-1860
http://www.grandtoit.jp/museum/index.html


 

こちらは現在、開催中!

足立美術館 春季特別展
『春季特別展』  榊原紫峰 知られざる花鳥画家の生涯 
―国展の仲間たちとともに

2016年3月1日(火)~5月31日(火) 足立美術館 本館

米誌ランキングで「13年連続日本一」に選ばれた美しい庭園をもつ足立美術館。
花や鳥に魅せられ、生涯花鳥画を描き続けた日本画家・榊原紫峰の回顧展が開催中です。

白鷺図
榊原紫峰「白鷺図」 大正15年(1926)頃 足立美術館蔵

榊原紫峰(1887~1971)は、京都に生まれ、京都市立絵画専門学校で竹内栖鳳らに学び、若くして文展で受賞を重ねました。しかし、その審査のあり方に疑問を抱いた紫峰は、大正7年(1918)、同じく京都画壇の新進作家であった土田麦僊、村上華岳らとともに国画創作協会を創設。その発表の場として開催した「国展」で、西洋画や中国の花鳥画を研究した意欲作を次々と発表し、日本画の発展に大きく貢献しました。
横山大観に次いで、榊原紫峰の作品収集に力を入れてきた足立美術館。紫峰の没後45年を記念した本展では、足立美術館の90点に及ぶ紫峰コレクションの中から、初期から晩年までの名品を厳選し、さらに麦僊、華岳ら、国画創作協会の仲間たちの作品を加えた40点を展示。 知られざる花鳥画家の生涯に迫ります。

※「 花鳥画 」とは、花や鳥や虫などを描いた絵画のこと。日本画の画題の一つ。

 

近代日本画壇に新風を吹き込んだ

「国画創作協会」時代の傑作


青梅 青梅
榊原紫峰「青梅」 大正7年(1918) 足立美術館蔵

大正7年(1918)、榊原紫峰、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬、野長瀬晩花たち、新進気鋭の日本画家が、当時最高の権威を有していた文展(文部省美術展覧会)を退き、「創作の自由」を掲げて国画創作協会を創設したことは、当時の美術界に大きな影響を与えました。若き日の紫峰は、同志たちとともに自由な表現を追求し、日本画と西洋画の融合を模索。その研究の成果は、第一回国展に出品した代表作「青梅」にはっきりと表れています。本展では、紫峰とともに国展で活躍した土田麦僊、村上華岳、入江波光、小野竹喬の作品もあわせてご紹介します。

 

孤高の制作を続けて辿り着いた晩年の境地

水墨画の世界


雪中棲小禽 
榊原紫峰「雪中棲小禽」 昭和22年(1947)頃 足立美術館蔵

昭和3年(1928)に国展を解散した後、紫峰は画壇と距離を置き、どの団体にも属さずに孤高の制作を続けました。作品に精神性の追求を強めていった紫峰は、晩年になるにつれて徐々に色彩を離れ、水墨画を多く描くようになります。小説家・志賀直哉に「真摯にして清澄」と評されたその画風は、晩年にますます澄み渡り、「鷄頭花」に代表される一群の水墨作品に結実しました。高い気品を備えた枯淡の味わいある水墨画の世界こそ、紫峰芸術が辿り着いた境地といえます。

鷄頭花
榊原紫峰「鷄頭花」 昭和42年(1967) 足立美術館蔵

紫峰80歳の作。秋の野に咲く鶏頭(けいとう)の花と、その上に憩う一匹のバッタ。静かな秋の光景が墨一色で描き出されており、特に鶏頭の花は墨色のなかに深い紅色さえも感じさせる。晩年の紫峰は、色彩を省いた水墨画に新境地を拓いた。

開催概要

【会期】2016年3月1日(火)~5月31日(火)
【開館時間】午前9時 ~ 午後5時(4月1日からは午後5時30分まで)
【休館日】年中無休(4/26は新館のみ展示替えのため休館)
【入館料】大人2,300円、大学生1,800円、高校生1,000円、小・中学生500円
【お問い合わせ先】足立美術館 Tel : 0854-28-7111  
 http://www.adachi-museum.or.jp


 

最後に、

島根県立美術館 
ポーラ美術館コレクション 
モネからピカソ、シャガールへ

2016年4月15日(金)~6月20日(月)

「水との調和」をテーマにした、宍道湖に寄り添うように佇む美術館。
宍道湖に沈む夕日の鑑賞スポットとしても大変有名です。
外観.jpg

4月からの企画展では、印象派のモネ、ルノワールをはじめ、セザンヌ、ゴッホ、そして20世紀絵画を代表するピカソ、シャガールまで、19世紀後半から20世紀前半の西洋近代美術史を語るうえで最も重要な作家たちの選りすぐりの作品71点が展示されます。

 

②クロード・モネ《睡蓮》190
クロード・モネ《睡蓮》1907年 /ポーラ美術館蔵

印象派の画家モネは、パリでの生活の後、郊外の村ジヴェルニーに居を構え、壮麗な庭園を造りあげていきました。本作品はこの庭に造成した池に浮かぶ睡蓮を描いたものです。睡蓮を描いた作品は200点を超え、彼の後半生の最も重要なモチーフでした。こうした睡蓮の連作によってモネは、時の移ろいとともに複雑に変化する光を描くことを追求し続けたのです。

 

見逃せない 関連イベント


ワークショップ 「水の輪・光の輪」  

モネの絵の色彩を使って、宍道湖の水の色や水面に映る雲を、大きな紙に全員で描き、できた絵でいろいろな大きさの輪を作り、波紋のように重ねて並べるワークショップが行われます。

講師 松尾真由美氏(アーティスト)
日時 5月29日(日)13:30~15:30
会場 美術館アートスタジオ
対象 小学生以上(小学校3年生以下は保護者同伴)

※参加無料ですが、事前申込が必要となります。
詳しい内容や申込方法は美術館ホームページでご案内しています。

 

花より団子派のあなたに


 パスタ.JPG

リストランテ ヴェッキオ・ロッソ「パスタランチ」

お花見には欠かせない、美味しいもの。
より一層お花見をたのしいものにしてくれます。
美術館内には、宍道湖や湖に沈む夕景を眺めながら、食材にこだわったイタリア料理、ワインを楽しめるイタリアンレストランがあり、ランチからディナーまで楽しむことができます。
ご縁の国らしい「縁結びスイーツ」もあり、企画展でお花見を楽しんだあとには、
こちらもおすすめです。

img_goods14
縁結びスイーツ「好きにならずにはいられない」 

開催概要

ポーラ美術館コレクション―モネからピカソ、シャガールへ
【会場】島根県立美術館 企画展示室
【会期】2016年4月15日(金)~6月20日(月)
【開館時間】10:00~日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
【休館日】毎週火曜日(ただし、5月3日は開館)
【入館料】企画展 大人1,000円、大学生600円、小中高校生300円
【お問い合わせ先】島根県立美術館 Tel : 0852-55-4700
http://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/2016/04/021021.html


 

いかがでしたか?
それぞれの美術館でのお花見、楽しんでくださいね。