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収蔵作品
 
2番左官の神様 還暦の作  西性寺の鳳凰
西性寺の鳳凰画像
年代
大正時代中ごろ
作者
松浦栄吉
場所
大田市大森町
解説
 石見銀山で知られる大田市大森町の町並み。昭和62(1987)年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれたこの地区の一角にある西性寺。「鳳凰」は、その経蔵正面の壁に彫刻された作品です。蒼空にはばたくそのすがたは、実にダイナミック。羽の端にはガラス玉が埋め込まれており、制作当時はキラキラとまばゆいばかりであったそうです。
鏝絵博士の豆知識
「左官の神様 松浦栄吉」

 「鳳凰」は、「左官の神様」と尊敬された松浦栄吉が還暦を迎えた、大正時代中ごろの作品です。西性寺の経蔵には、ほかの三面の壁にも大輪の牡丹や菊が彫刻されており、建物全体が彼のトータルな作品となっています。図柄の構成や浮き彫りの技法など、彼の左官人生を集大成した輝きを感じます。
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