心のバリアフリー認定制度ってなに?
- 2025.01.10
心のバリアフリー認定とは

「心のバリアフリー認定制度」とは、観光庁が創設した制度です。バリアフリー対応とその情報発信に取り組むなどバリアフリー環境づくりに積極的な観光施設を支援し、ご高齢の方や障がいのある方がより安全で快適な旅行をするための環境整備を推進する制度です。
宿泊施設、飲食施設、観光案内所、博物館、美術館等について、認定基準を満たした施設は、認定マークの使用が可能になります。
島根県では、誰にも優しい観光地づくりを目指し「ユニバーサルツーリズム」を推進しています。障がいのある方、ご高齢の方の受け入れ態勢を進めるためにぜひご参画ください。
▶心のバリアフリー認定制度の紹介サイト(外部リンク)
認定の基準

1.施設のバリアフリー性能を補完するための措置を3つ以上行う
例:筆談での対応、移動式スロープの用意など
2.バリアフリーに関する教育訓練を年に1回以上実施
3.自社のウェブサイト以外のウェブサイトで施設のバリアフリー情報を積極的に発信
「心のバリアフリー認定」取得施設へのインタビュー

さぎの湯荘(安来市) 田辺大輔社長
和風旅館として、「心のバリアフリー」はハードルが低く、とっつきやすいと感じます。島根県内では、真っ先に心のバリアフリー認定を取得させていただきました。当館は、玄関に大きな段差があり、宿泊室の入り口にも段差がありますが、可動式のスロープを用意して、車いすの方も無理なく移動できるようにしています。また、フロントでは筆談ボードを用意しておりますので、聴覚障がいの方にも丁寧に対応できるようにしています。障がいのある方、高齢の方への接遇について、社員への研修を行い、どなたにもゆったりとくつろいでいただけるようにしたいと考えています。島根県全体で「心のバリアフリー認定」施設が増えていくと良いですね。
心のバリアフリー認定制度説明会・バリアフリー接遇研修
下記日程にて心のバリアフリー認定制度説明会・バリアフリー接遇研修を開催しました。
第1回 2025年1月28日(火)14時~16時半
会場:古代出雲歴史博物館 オンライン参加可能
第2回 2025年3月12日(水)14時~16時
会場:三瓶自然館サヒメル オンライン参加可能
島根県内の「心のバリアフリー認定」施設一覧
