出雲市斐川地区の出雲平野で育てられるはとむぎは、2006年から本格的な栽培が始まり、全国でも有数の産地です。はとむぎ茶の開発からスタートし、様々な商品開発が進められています。最近では年間140トンの収穫量を誇り、西日本では1位の収穫量を誇っています。
古来よりはとむぎは、漢方の生薬として利用されてきました。成分として含まれるヨクイニンが肌の新陳代謝を促し、荒れた肌やニキビやイボ、シミなどのトラブルを改善し、健康的な美しい肌をつくると言われています。
この美肌成分ヨクイニンをより効率的に摂ることができるとして開発されたものが、「はとむぎきな粉」です。
「はとむぎきな粉」は、はとむぎときな粉を独自の製法で溶けやすい顆粒にし、黒糖のやわらかな甘さに仕上げたパウダーです。穀物の自然な風味で、牛乳に入れたり、ヨーグルトやアイスクリームにかけたりして、毎日の朝食やおやつにもおいしく続けられそうです。

「はとむぎきな粉」は、同地区にある漢方治療で有名なクリニックの医師とタッグを組んで開発されました。漢方医学の専門家のお墨付きというのは、嬉しいですね。

その他、はとむぎをチョコレートでコーティングした「はとむぎチョコ」や、サラダに使えるクリスピーな「はとむぎカリカリ」といったものもあります。どれもはとむぎの美肌成分をまるごと摂れるので、おいしく食べて健康的なからだづくりが期待できますね。

文:西村 愛
監修:島根県立大学 看護栄養学部 今中美栄 教授
はとむぎきな粉
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