美肌県しまね うるおい研究室美肌県しまね うるおい研究室

美肌宿体験レポート

美人の湯・湯の川で肌も体も整える
「湯の川温泉 四季荘」

出雲平野が望める高台にたつ四季荘は、出雲空港から車で10分弱という立地の温泉宿。日帰り温泉も可能で空港にも近いので、最後の立ち寄り地として温泉に浸かってから搭乗するという観光客も多いのだとか。八上姫伝説が語り継がれる地で、美しい姫神のご利益をいただきながら温泉宿を堪能します。周辺のキルトの専門美術館や窯元を巡り、手仕事のぬくもりにも触れる癒し旅をレポートします。

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温泉とサウナのダブルで肌の調子を整え、
自然に囲まれた外気浴でリラックス

島根東部、出雲市斐川地区にある「湯の川温泉」は、和歌山・龍神温泉、群馬・川中温泉と並び「日本三美人の湯」と評される良湯が自慢の温泉地。
古事記の出雲神話にも登場する温泉で、因幡国(現・鳥取県)に住む絶世の美女・八上姫に関する伝説が残っています。出雲大社の祭神・大国主命を慕って出雲国へやってきた八上姫は、旅の疲れを癒すためにこのお湯に浸かったといわれています。

この日の宿泊は「四季荘」。
四季荘は全4室の部屋と温泉施設があり、新しく開設されたサウナが自慢の宿。出雲や松江の観光の拠点ともなる好立地で、朝風呂に入ってから昼の航空便に搭乗できるほど、空港からのアクセスも良いです。

無味無臭、無色透明のお湯はなめらかな湯ざわりで、ホウ酸を含むアルカリ性の泉質を持つことから肌の再生を助け、美肌につながると言われています。また塩分を含むお湯であることから、とても温まります。
四季荘自慢の温泉大浴場には岩風呂の露天風呂があり、自然を感じながら温泉を楽しむことができます。季節のころには桜の花が咲き、花見風呂も楽しめるそうです。

広々ゆったりとした温泉をそのまま奥まで進むと、新しくオープンしたフィンランド式ロウリュウサウナがあります。
まずはデッキテラスになった大きなリラクゼーションスペースが。
サウナの途中や終わりに森の中で外気浴できる、気持ちのいい空間です。

フィンランド式ロウリュウサウナは、高温のドライサウナとは違い中温多湿であることが特徴。
熱した石にアロマ水をかけて湿度を上げ、一気に汗をかくことができます。
水風呂には温泉水を100%使用。汗をかいて火照った体に15度の美肌温泉水を補給し、気持ちもすっきりお肌もピカピカ、美肌を追求したサウナです。
売店ではサウナハットの販売もありました。

温浴施設が充実した四季荘には美肌に特化した宿泊プランがあり、お部屋で使える美肌グッズや、スキンケア製品のお土産がセットになります。
お部屋に入室すると、ウェルカムドリンクとお花のおもてなしがありました。
「出雲生姜じんじゃエール」は斐川の特産品である生姜を使ったジンジャーエール。
同エリアにある「万九千(まんくせん)神社」を応援するために作られたので「じんじゃエール」というネーミングになっています。
さらっとした飲み口とシュワシュワ微炭酸で、女性にも飲みやすい口当たりです。

フェイスローラーや美顔器などのグッズはかご盛りに。おみやげには手書きのメッセージ付きで、おもてなしも感じました。
温泉やサウナに入った後のお部屋でじっくりと自分の肌と向き合い、普段できないスペシャルケアに時間を費やすのも、贅沢な過ごし方ですね。

お部屋は落ちついた和室で、窓の外には緑が見えます。これはすべて桜の木で、満開の時期はピンクの景色が広がります。

サウナは毎週金曜日が女性専用。美肌だけでなく、ダイエットやクレンジングなど、様々な恩恵を受けられそうです。
美肌と健康を手に入れる、サウナ目当ての旅もいいものですね。

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地元のハトムギをはじめ特産品を
詰め込んだ美肌フレンチディナー

美肌旅をコンセプトにした宿泊プランでは、夕食は山陰の海の幸や山の幸、地元食材を使ったフレンチコースがセットになっています。
花とキャンドルが飾られた華やかなテーブルセッティングで、気分も上がります。

「美人姫のごちそう」と名付けられたメニューは、八上姫伝説にあやかったもの。
肌に良い食材と出雲和ハーブを使ったフルコースです。
大社産白身魚のカルパッチョは、ヒマラヤ岩塩か、あおさつけ醤油でいただきます。あおさつけ醤油は海苔の香ばしい香りがする醤油で、白身のおいしさをより引き立ててくれます。宿の売店でも購入できるオリジナル商品です。

湯の川温泉がある斐川地区では、ハトムギ栽培が盛ん。ハトムギは成分ヨクイニンの働きで、肌のトラブルや代謝促進に効果があるとされています。
サーモンのハトムギガレット。サーモンをムニエルにし、ハトムギを練ってガレットに。ソースには斐川産白ネギを使い、出雲産の和ハーブが合わせられています。全体にあっさりとしたフレンチで、塩分も控えめで女性にうれしい味付けです。

のどぐろや和牛が入るのも特徴で、豪華な内容になっています。そもそも旅館のウリが和牛会席だったこともあり、フレンチコースのメインにも、国産黒毛和牛のステーキが入ります。
大社産天然のどぐろのムニエル アメリケーヌソース。
地鶏とフォアグラのちりめんキャベツ包み。
しまね和牛ランプステーキ 島根ワインソース。

カラフルな野菜や地元産の肉、魚のバランスも考えられた充実のボリューム。
地域の新鮮な食材を使っているので、食材の味が濃く栄養もそのまま摂り込めるのがうれしい内容でした。

湯の川温泉 四季荘
https://www.kankou-shimane.com/destination/28019

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今の暮らしにうるおいをプラス。
日常に溶け込む器「出西窯」

出雲の暮らしの中で使われ、生活に根ざしてきた器を作る出西窯。凝ったデザインや華やかな柄ではなく、素朴で使い勝手が良く、手にしっくりとなじむような食器や花器など、様々な陶器が並ぶ窯元へ立ち寄りました。
四季荘から車で10分強の場所です。

出西窯は1947年に開陶され、歴史としては70年ちょっとと決して長いものではありません。しかし風土と環境の中で、“民藝運動の父”と呼ばれる柳宗悦、イギリス人陶芸家バーナード・リーチ、河井寬次郎などに影響を受け、民藝の伝統を現代に受け継いだ作品が数多くあります。
窯元販売場「くらしの陶・無自性館」は米蔵を移築したもので、中央部に吹き抜けと大きな階段がある開放的な空間です。購買意欲がどんどん掻き立てられるほど多種多様な器が並び、見ていて飽きないです。

敷地内には工房があり、多くの職人が働いています。
現場では土の感触を確かめながら、丁寧なものづくりが行われています。

全国的にも少なくなってきた登り窯を大事に使い、今も様々な色使い、形、用途の器を焼成していると思うと感慨深いものがあります。タイミングが良ければ窯の火入れに立ち会うこともでき、点火される際には、厳かで神聖な雰囲気が漂います。

大量生産品とは違う、しっとりとなじむ手仕事のぬくもり雑貨。
使いやすさと美しさを持ち合わせる出西窯の器は、日常の暮らしに豊かさを与えてくれる、とっておきのアイテムになるでしょう。

出西窯
https://www.kankou-shimane.com/destination/20770

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ベーカリーカフェや雑貨店に立ち寄り。
食と文化の集積地「出西くらしのvillage」

2018年に出西窯の敷地内にできた「出西くらしのvillage」。
パンを中心にカレーやサンドイッチなどのカフェメニューが揃う「ル コションドール出西」、服と生活雑貨のショップ「Bshop(ビショップ)」といった、日々の暮らしにちょっとした喜びや笑顔をくれるようなお店が集まっています。
“隠れの里”といった雰囲気もあるのどかな場所で、スカッと抜けた広い空が気持ちよく、建物もお洒落な雰囲気です。

「Bshop」では国内外からセレクトした服や生活雑貨を扱っており、上質で流行に左右されないアイテムが見つけられるお店です。
自分用にはもちろん、プレゼントやお土産にしたい魅力的なものがいっぱい。
白を基調としたナチュラルな雰囲気も、落ち着きを感じさせます。

窓の外の自然も調和して、とても良い雰囲気でした。

ショップ巡りの途中のひと休み、「ル コションドール出西」。
1階にはパンの売り場があり購入して帰ることができます。夕方に行くと無くなってしまっていることもあるほどの人気で、もちっとしたパンやザクザクのパンなど、ハード系パンが多いです。

ランチタイム以外の時間は購入したパンをカフェに持ち込んで食べることができます。
カフェメニューは出西窯の器を使って提供されるので、購入する前にここで料理との相性を見てみるのもいいですね。
カフェスペースは吹き抜けになっており、どの席からものどかな田園風景や山などを見ることができる明るく広々とした空間です。

無料駐車場も台数が多く、立ち寄るのも安心です。

パンと雑貨と器。ゆっくりと吟味しながら選ぶ楽しさがあり、半日くらいは過ごせてしまいそう。
暮らしにちょっとうるおいをプラスしてくれるような、素敵なものが集まった場所です。

出西くらしのvillage
https://www.shussai-village.jp/

斐川の美観から感じた
インスピレーションを作品に。
「出雲キルト美術館」

田園広がる日本の原風景ともいえる場所に、大きな古民家を利用した美術館があります。
ここは日本初のキルトの専門美術館。
築200年の出雲の伝統的な家屋を展示場とし、2006年に開館しました。

ここにはキルト作家の八幡垣睦子さんの作品や、八幡垣さんがプロデュースした作品が飾られています。四季を感じさせる和の意匠が緻密な表現を用いて描かれています。
枯れていく情景にさえ“わびさび”を感じるのが日本人。その心を映す場所こそが斐川地区にあると感じ、ここに美術館を作ろうと決断したのだとか。

布は時間をかけて収集した、江戸時代末期から大正時代までの古着物を再生させキルトに生まれ変わらせたもので、さらにその上から刺繍や染めなどを重ねて立体感を出しています。
飴色になった木造古民家の質感ともしっくり溶け合い、作品と建物が一体になったかのような統一感があります。

近距離で見られるのも特徴のひとつで、作品のディテールまでじっくりと見学でき、また空間を広く取ってあるので遠くから引いてみることもでき、どれもが大作で見応えがあります。
作品には、日本の原風景ともいえる斐川の景色から感じた世界観も込めているのだそう。
年4回、季節やテーマを掲げた企画展が行われています。

作品とともに飾られた生け花や季節の室礼も美しく、控えめな照明のおかげで、陰影の対比もキルトを引き立てる演出の一部となっています。

館内には喫茶もあり、和菓子と抹茶、冷たい緑茶などがいただけます。
アンティークな家具やキルトに囲まれながらの一服は、忙しい日常から解き放たれたひと時となります。

花鳥風月、四季折々のモチーフを丁寧に縫いつなぐ和キルト。
芸術の域を超え、日本人の自然観や美意識をも感じさせる、魅力的な美術館です。

出雲キルト美術館
https://www.kankou-shimane.com/destination/20684

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