加水・加温なし、
毎分600リットルを誇るかけ流し温泉
「さぎの湯荘」はさぎの湯温泉街にあり、堂々の風格と和風庭園のうつくしさに定評がある老舗旅館です。
館内には季節の草花が生けられ、落ち着いた佇まいを見せています。
ロビーからすぐの所には、選べる色浴衣もありました。
さぎの湯荘には、日本庭園を縫うようにしてつくられた様々なタイプの部屋があります。
庭園を正面に眺められる「ラウンジ田遊び」でチェックイン。優雅なステイのはじまりです。
このラウンジは宿泊者の共用部分となっていて、新聞や雑誌、本などを自由に読むことができます。

今回の宿泊は、2022年4月にリニューアルオープンした美肌コンセプトルーム、特別室「菊寿」。

広々とした客室は、温もりのある畳敷きの和モダンスタイル。
ベッドルーム奥には坪庭もあり、趣ある雰囲気です。舟底天井や組子細工、床柱に丸窓など、数寄屋造りの特徴が詰まった、伝統的な和室の設えです。
ベッドルームにはパウダーコーナーがあり、2人同時に使用できるようになっています。
ここはワークスペースにもなっていて、ワーケーションで宿を利用する人にも快適に使えるようになっています。

この部屋にはキッチンも備え付けられています。
好きな時間に楽しめるお茶セットをはじめ、食器や家電も揃っていて、長期滞在者にもうれしい設備。
お部屋のお風呂は露天の源泉かけ流し。
ポカポカと温かさが持続して、しっとりと肌を包み込むようなやさしいお湯です。
洗面所には十分なアメニティと、2人同時使用が可能なダブルベイシン。

お風呂からあがったら、ホットスチーマーで普段以上のお手入れも可能です。
ふんわりスチームにリラックスケア…、お部屋の乾燥も防げて一石二鳥ですね。

さぎの湯温泉街の湯めぐりパンフレットや、心地よい眠りと快適な滞在のための呼吸法やストレッチ方法を書いたパンフレットも用意されています。
さぎの湯温泉の泉質をしっかり理解しながら浸かって効果を高めるのもよし、安眠方法を実践、また日常生活にも生かすもよし。時間のある時にゆっくりと目を通し、お土産として持って帰れるのもうれしいです。

質の良い眠りは、からだと肌を健康な状態に導いてくれるはず。快適で広々とした贅沢なお部屋で、リラックスした間を過ごせます。

さぎの湯荘
https://www.kankou-shimane.com/destination/20460
しじみエキスたっぷり美肌鍋で
タンパク質、野菜をたっぷり摂取する
ダイニングテーブルいっぱいに並ぶ、お楽しみの夕食。
品数も多くバランスのとれた内容です。

この日のメインはしじみの旨味が溶け出した出汁でいただく、美肌鍋です。

宍道湖産の大粒しじみに昆布や白だし、調味料で味付けをした出汁にくぐらせるのは軍鶏と豚肉。豚肉のたんぱく質は、肌のターンオーバーを助け、ビタミンB群も摂ることができます。

さぎの湯荘から車で1時間ほど走った山間の雲南市で育てられた新鮮な軍鶏肉は濃厚な味。低脂肪で皮に含まれるコラーゲンも豊富です。

(写真のお肉は2人前)
保湿成分を含むしじみのエキスをお肉にまとわせるようにしゃぶしゃぶ。
野菜やきのこもたっぷり。濃厚なコクが出たら豆乳で味変も可能です。
美肌鍋のレシピももらえるので、自宅で試すのもいいですね。
野菜やお肉のバランスが考えられ、かつボリュームも十分。
内から外から肌に栄養を取り込んで、美と健康をチャージする旅になりました。
さぎの湯荘
https://www.kankou-shimane.com/destination/20460
旬のフルーツでポジティブなエネルギーをチャージ
「シェリーカフェ」
週末には行列もできるという大人気のカフェは、古民家カフェとして生まれ変わったばかり。
店舗は、大きな屋根が目を引く一軒家です。

カフェのテラスからは青々とした田畑の景色、鳥のさえずりや新鮮な空気、清々しい風を感じられます。

外向きのカウンター席や、テーブル席がある窓際も気持ちがいいです。大きな窓からは、周囲の緑を存分に感じられ、自然の中でのんびりとくつろげます。
このお店で人気なのは、季節ごとのフルーツを使ったパフェ。
どれも期待を上回る“映え”とおいしさで、大人気。
調査した季節に提供されたのがメロンを使ったパフェです。(メロンのパフェ提供期間は~8月中旬予定)

地元・安来のペルルメロン、鳥取のマルセイユメロンの2種を使ったフォトジェニックなパフェです。
こんもりと、メロンの果肉が盛られています。グラスの中にはアイスやグラノーラ、中央にはチーズケーキ。
完熟のメロンが絶妙なバランスで乗せられ、ジューシーで柔らかい果肉が口の中いっぱいにあふれる絶品パフェ。
グリーンのペルルメロンはさっぱりとしながらも果汁がたっぷり。濃厚な甘味のオレンジ色のマルセイユメロンは、香り高く色もうつくしく。感動のおいしさと想像以上の華やかさで、テーブルがわぁっと盛り上がりました。

ビタミンカラーのかわいいパフェに気分もアガる!
季節の果実の魅力を味わい尽くせ、心とからだに栄養をたっぷり補給してくれるスイーツです。

パフェを楽しんだ後は、お隣の革製品の工房へ。
「Leather Studio Nao」は、最高級バッグなどにも使われるレザーを使ったバッグや小物の製造、販売を行っています。

革の素材や色を指定し、自分だけのオリジナルをオーダーすることも可能。
確かな技術を持った職人兼デザイナーが細部にまでしっかりこだわりを詰め込みながら、要望に応えてくれます。
50年は使えるという高級レザーで、お気に入りを長く愛用したいという方にぴったりです。

シェリーカフェ
https://www.kankou-shimane.com/destination/30631
庭園に感じる日本の自然風景
「足立美術館」
さぎの湯温泉に隣接する、芸術と庭園を楽しめるスポットで心の休息を。
今や全国的にも有名となった、足立美術館の庭園と絵画を楽しみました。
数々の巨匠たちによって描かれた日本画と、それらに表現される自然観を再現した日本庭園が見どころです。
陶芸、漆芸、木彫などの様々な芸術作品の展示の中でも、やはり代表するのは横山大観コレクション。堂々たる大作・名作を鑑賞できる他、日本画壇の繊細な筆使いと題材の柔らかな表現に、感動や落ち着き、癒しなど、多くの刺激を受けることができます。

庭園は枯山水庭や苔庭、感性を呼び起こしてくれる「生の額絵」のような仕掛けもあり、自然の移ろいを投影する「生きた芸術」がそこにあります。

緻密な視覚効果や木々の配置など十分に手入れされたそれぞれの庭を巡りながら、自然への崇敬と自己を見つめ返し、多くの学びを受けることができる美術館。
足立美術館の庭園は、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、22年連続日本一に選出。
世界が認めた日本を代表するお庭は必見です。

館内には庭を眺められるカフェやレストラン、ミュージアムショップも併設されており、鑑賞を含めて1日中楽しめる美術館です。
季節ごとの特別展や四季折々の姿を見せる庭に魅了され、何度も訪れる人も少なくありません。

足立美術館
https://www.kankou-shimane.com/destination/20251
- 瑞光山 清水寺
- 尊隆上人により用明天皇2年(587年)に開山した古刹で、「厄ばらい」のご祈祷や「身体健全」「病気平癒」「安産」などの祈願を求めて多くの人が訪れる天台宗の寺院。特に年明けや、桜の季節、紅葉の時期には多くの人で賑わう。寺境内には精進料理が食べられる食事処や旅館がある。安来名物でもある「清水羊羹」も境内の売店で購入が可能。境内は自由参拝できるが宝物館や三重塔拝観は1週間前の要予約。
しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/destination/20335
- 吉田酒造
- 安来市の月山のふもとで酒を醸して約280年。蔵を代表する銘柄「月山」は、広瀬藩藩主に献上していたその年のもっともよい酒樽に、その名を冠していたことが由来と伝わる。国内はもとより、10年以上前から海外進出を推進、現在10数か国へのSAKE輸出を行っている。仕込み水には広瀬藩藩主が愛飲し、また、松江藩松平不昧公も茶の湯に使用したといわれる「超軟水」を使用。柔らかな味わいの酒をフレッシュな状態で出荷している。製品管理においても細心の注意を払い、酸化や熱ダメージのないダイレクトに香りや味わいが感じられる酒造りを行っている。
吉田酒造 安来市観光ガイド
https://yasugi-kankou.com/shopping/965/