美肌県しまね うるおい研究室美肌県しまね うるおい研究室

美肌宿体験レポート

宍道湖一望のテラスと
充実のアメニティでリラックス「なにわ一水」

松江城や宍道湖など松江市内の主要観光地からも好アクセスの「松江しんじ湖温泉」。湖北岸にホテルや旅館が立ち並ぶ温泉街です。
ここに新たにラグジュアリーな部屋が新設されたのが、創業100年を超える老舗「なにわ一水」。レイクビューの贅沢なお部屋を体験する、宿泊レポートです。

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お部屋の温泉から眺める
宍道湖パノラマビュー

2021年のリノベーションで、23室のスモールラグジュアリースタイルへと変貌したホテル「なにわ一水」。
今回調査したお部屋は、特別フロア5階にある“水と雲の抄”の一室「水の3号室」です。
5階フロアはエレベーターを降りるとすぐ靴を脱いで上がります。
廊下には安来市の職人が手掛けた精巧な組子細工が備えられ、伝統工芸の技が出迎えてくれます。陰影がうつくしくあたたかな光を放つ照明や装飾に、感動とぬくもりを感じます。

一歩部屋へ入ると、宍道湖の上にいるかのような錯覚を起こす空と湖が広がる開放的な景色。

正面には宍道湖の穏やかな湖面に“嫁ヶ島”がぽっかりと浮かび、まるで絵画を見ているかのようです。
大きな湖を堪能できる、絶景ロケーションです。

デッキテラスには温泉が引かれており、景色や涼やかな風を感じながら「足湯」を楽しむこともできます。
フットバスボウルに温泉をたっぷり入れて足下からじんわりと体を温めれば、免疫力もアップしそう。たくさん歩いた足の疲れも取れそうです。

ゆっくり流れる雲を見ながらリラックスした時間を過ごせるテラスは、部屋でおこもり旅をしたい人にもぴったりですね。

部屋の中も充実の広さ。畳とフローリングの和洋室はユニバーサルデザインで段差がなく、バリアフリーになっています。

ハリウッドツインタイプのベッドは広々。
定員5名までの87㎡以上を誇る専有面積で、贅沢なステイが楽しめます。

部屋のお風呂でも松江しんじ湖温泉のお湯を楽しむことができます。無色透明で肌にしっとりとまとわりつくような優しいお湯。
ゆっくり浸かって芯までぽかぽかに。

源泉を使用した宍道湖ビューの展望風呂で、バリアフリー対応された洗い場は広め。ダブルベイシンの洗面も、ひとつはバリアフリー対応のシンクが採用されています。
ゆったりとした設計で、お子様連れでものびのびとお風呂が使え、洗面台も使い勝手が良いです。

豪華なアメニティもうれしいです。
頭の上からつま先までしっかりと磨き上げられる「アルゴテルム」のバスアメニティが、そして「美肌県しまねの宿泊プラン」で予約した女性を限定には、POLAの最高峰スキンケアブランドB.Aのセットがひと箱ついてきます(男性には「PROUDMEN」のセット)。

滞在中の時間を快適に過ごすための様々なサービスが揃ったお部屋。ホテルの過ごし方にこだわりがある方でもきっと満足できます。
更けゆく夜はこのテラスに設置されている「バイオエタノール暖炉」を囲み、火の揺らぎに癒しを感じながら、最高のくつろぎを得たり、いつもはできない会話を楽しんだりと、非日常の時間を過ごしてみてください。

なにわ一水
https://www.kankou-shimane.com/destination/21012

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島根県産植物から浸出したオリジナルオイルを使用した
トリートメントで極上リラクゼーション

館内3階SPAルーム「雫」でマッサージを体験しました。
SPAルームのロビーで、まずは「奥出雲薔薇園」のローズティーをいただきました。食用薔薇「さ姫」は、抗酸化作用が強いポリフェノールをたっぷりと含んでいます。

カウンセリングを受けながら行うのは、島根半島の海岸線で多く産出される「グリーンタフ」と呼ばれる緑色凝灰岩を使った足湯。
いくつかの石の中から自分で気に入ったものを選び、その中に足を浸けていきます。

SPA「雫」では、島根県産植物から侵出したオリジナルオイルを使い、本格的な技術を取得したセラピストによる施術を受けることができます。
島根県産の椿やバラ、出雲生姜、雲州人参などのオイルを使い、全身をほぐしてもらえます。
その時の体調や疲れの度合い、生活改善するための最良のメニューを、カウンセリングからセラピストが提案してくれます。

芳しい香りと静かな空間で、安らぎの時間を持てます。
滑らかでソフトなマッサージと心地よい香りが、むくみや疲れを取ってくれるだけでなく、肌の保湿や心の癒しを与えてくれます。

エステのコース付きプランでお得に泊まるのもいいですね。
SPAルームは2つのベッドがあり同時施術も可能、男性も施術を受けることができます。
施術は要予約です。

なにわ一水
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チャートを利用したわかりやすい献立表、
素材を厳選した美肌料理の夕食

美肌プランの夕食には、「自然が育む『島根の雫』-心も体も美しく- 美肌県しまねのお献立」という料理が準備されていました。

食前酒には奥出雲薔薇園の「ローズスパークリング」。美肌づくりに欠かせないコラーゲンたっぷりの手羽先やかすべ(エイ)の煮つけ、鯛の皮の酢の物。

島根の銘柄豚「奥出雲ポーク」を使った炊き込みごはんや、しまね和牛のしゃぶしゃぶ。
厳しい品質管理のもので育てられた県内産の安全安心のお肉はたんぱく質やビタミンたっぷりで、かつおいしさにもこだわった、大満足のメニュー。

これら料理ひとつひとつは、美肌の「うるおい」「なめらか」「ハリ感」「弾力」「血色」「ツヤ感」という6つの条件のチャートにまとめられ、献立表にプリントされていました。食材の栄養素をスコア化し、視覚的にわかりやすく一覧になっていました。
食材の意味や調理方法をきちんと理解、意識しながら食べるというのも、新しい食との向き合い方なのかもしれませんね。

この料理には、SPAルーム「雫」でも使用されている島根県産のオーガニックオイルが使われています。
抗酸化作用が強い「椿オイル」を加えた鯛のカルパッチョ。
塩味で食べる「鯛のカルパッチョ」は、クセのない椿オイルのおかげで素材の味がしっかりと生きています。
椿オイルは抗酸化作用が高くアンチエイジングに効果があり、チャート表でもこのメニューの弾力やハリ感、うるおいの効果が高く、美肌育成メニューとしてうれしいです。

デザートには森のバターと言われるアボカドが。ビタミンCやビタミンEといった肌に良いとされる栄養素やオレイン酸を摂取できる優良食材です。
シャーベットは自家製ローズシャーベット。爽やかなレモンと一緒に、“おいしくうつくしく”を体験しました。

食事場所は部屋ごとに個室が用意されているので、ゆっくりと自分たちだけの時間を過ごすことができ、安心感もありました。 島根の食材を盛り込みつつ、丁寧に考えられたバランス良い料理。エイジングケアや美肌に必要な食材を取り入れて、美肌磨きの1日を過ごせます。

なにわ一水
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地元の素材を利用したクラフトビールや
リキュールが揃う醸造所

島根県と鳥取県の境にある汽水湖「中海」。中海に浮かぶ島のひとつが「大根島」です。
周囲15キロの、牡丹と雲州人参(高麗人参)の栽培が盛んな島で、陸地とは橋でつながっています。
この大根島で2020年に生まれた、地元の素材を使ったブルワリー「大根島醸造所」へ立ち寄りました。

場所は、松江市内から車で20分~30分程度の、コンビニエンスストアの広い駐車場の一角。
醸造所内で作られたビールは、中で購入できるだけでなく、コンビニにもキンキンに冷えた状態で並んでいます。
季節によってはブルワリーの目の前で飲むこともできますよ。

さっそく中を見学させてもらいました。
小さな業務用冷蔵庫を改造したものを発酵タンクとして製造するスタイルは「石見式」と呼ばれ、近年注目される個性的な醸造法。島根県西部地区にある“石見麦酒”が生み出した方法で、ここ、大根島醸造所でもその方式を採用しています。

庫内のビニール袋の中でお酒を発酵させる方法により、清掃などの手間を省きコスト削減を行って、より手軽に買えるお酒が造れるというもの。また、限られたスペースの中でも少量多品種のお酒の製造が可能であるという点においても、“マイクロブルワリー”と呼ばれる小さな醸造所にとっては効率的な方法です。

こちらでは、20種類ほどのビールを製造。フルーツリキュールやどぶろくなど、多岐にわたったラインナップがあり、おみやげにも最適です。
地元の素材を使っているのが特徴的で、山陰のお菓子「どじょう掬い饅頭」の規格外商品を使ったビールは、生産が追い付かないほどの人気なのだとか。また、松江市鹿島町「さんちゃんファーム」のトマトを仕込んで造った「海辺のトマトエール」、定番商品のIPAやラガービールなども揃います。

カラフルなリキュールもパッケージがかわいくて、気になります。
地元・八束町産はちみつとフルーツの味を生かした、優しい甘さのリキュールの炭酸ドリンクです。

醸造所前のテラス席で、さっそく味わってみました。

SMASH IPAは、ホップのいい香りと後引く苦味でのど越しの良い、ビール好きにうれしい一杯。アンバーカラーが美しく、泡立ちも完璧です。

ハニーブルーベリーサワーも甘すぎず、料理と合わせやすそうなさっぱり系。はちみつの風味が豊潤さを感じさせるものの甘すぎない口当たりで、お酒好きに好まれそうです。

キリっと冷えたビールで気分転換。人気のクラフトビールブルワリーは、リフレッシュできるスポットとしてぜひチェックしておきたいですね。

大根島醸造所
https://daikonshima.theshop.jp/

木々のうるおいを感じる
緑深き名庭園「由志園」

大根島内にある池泉回遊式日本庭園「由志園」。約12,000坪を誇る広大な庭園は、池の周囲に作られた苔の庭や枯山水庭園、一年中牡丹が楽しめる「牡丹の館」「雲州人参ミュージアム」などの施設と散策が楽しめるスポットです。

大根島の特産である牡丹と雲州人参(高麗人参)を紹介する施設であるとともに、広いお庭のそれぞれが、出雲や松江といった地域の自然を模しているのが特徴です。例えば流れ落ちる滝は「奥出雲・鬼の舌震い」を、築山は「鳥取・大山」を、池は「宍道湖や中海」、川は「出雲・斐伊川」を表しています。
お庭散策をしていると、趣向を凝らした庭が目の前に現れて飽きさせません。

大根島が一大産地として知られる「牡丹」の季節である4月下旬~5月上旬には、池上に牡丹の花を浮かべる「池泉牡丹」が有名。全国にも知られるこのイベントは、華やかで圧巻の景色を見せてくれます。
季節ごとに様々なイベントが開催され、私が訪問した夏は、ミストによる雲海が定期的に発生し、幻想的な庭園景観が広がっていました。

島根県の県木である松が多く植えられ、和の風景を堪能できるお庭です。
もみじなども多く、秋の紅葉シーズンにも多くの人が詰めかけます。夜にはライトアップも行われています。
濃緑の季節もまた気持ちが良く、次々に表情がかわるお庭に心もリフレッシュ。
自然のエネルギーをたっぷり補給して、ストレスをすっきりと洗い流してしまいましょう。

静寂の枯山水は心を落ち着けてくれる場所。
白砂利の波紋を眺め、そこに浮かぶ小島のような庭石に想像力を働かせるのも楽しいです。

どこを切り取っても絵になる、専属庭師の丁寧な仕事ぶりもため息ものです。
躍動的な景色、時が止まったような景色、色んな庭をのんびり散策できました。

由志園では、雲州人参を使ったコスメやサプリメントも販売されています。
古くから和漢薬として健康長寿を願う人々から親しまれてきた高麗人参。

肌を丈夫にしてくれる「サポニン」成分を含むコスメが、種類豊富にそろっていました。
雲州人参の里のおみやげとして、喜ばれそう。その場でお試しもできます。

四季折々の自然を満喫できる魅力的なスポット、由志園。
調和の取れたうつくしい景観を眺める、すてきな時間が過ごせました。

由志園
https://www.kankou-shimane.com/destination/20284

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