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体験するexperience

一畑山コテージ

1100年の歴史ある寺でととのう!
サウナ・薬膳・文化体験ができる
眺望絶景お寺ステイ

一畑薬師(一畑寺)は出雲市小境町にある臨済宗妙心寺派の寺院で山号は醫王山(いおうざん)、平安時代の寛平6(894)年に開かれ今に至るまで1100年以上、地域の崇敬を集めてきた歴史ある寺です。
この寺院の境内にある宿坊コテージでは、サウナや薬膳料理、アクティビティや写経などの文化体験を組み合わせながら自分に合ったリラックスなステイを楽しめるプランが用意されています。

一畑薬師の“薬師”とは医薬の仏「薬師如来」のことです。
一畑薬師は古い言い伝えから目のお薬師様として知られており、多くの人がそのご利益を授かりに参拝します。寺があるのは標高約200mの一畑山の上で、ここは絶景スポットとしても有名です。また境内には茶畑があり、古くから薬草としての茶葉が栽培されてきました。「一畑」の地名もこの薬草畑が由来とされています。

寺ではこの茶葉を使ったお茶を山の清らかな水で淹れ、毎朝ご祈とうした後参拝者にふるまっています。このお茶は万病に効き、特に眼病平癒に効果があるとされ、まぶたに塗ったり真言を唱えたりすることで目を守ってくれると信じられてきました。

多くの人から崇敬を集めるこのお寺の中に滞在しながら美肌を育む体験ができるのが、今回紹介するプランです。宿泊するのは寺境内にある「一畑山コテージ」。冬暖かく夏は涼しい高気密のコテージで、プライベート空間を確保できる独立棟タイプの宿ならではの寛ぎの時間を過ごせます。
ウッドデッキにはテーブル&チェア。ここからは宍道湖が一望でき、四季折々の自然を感じながらゆっくりと静かな時を楽しむことができます。

室内は無垢材を使ったあたたかい雰囲気。ミニキッチンや調理器具も揃っていて長期滞在も可能です。アメニティの準備もあるので通常のホテルのような使い方が可能です。

プランでは滞在中、境内の「おてらサウナ禅 Temple Sauna ZEN」で本格的フィンランド式のサウナが楽しめます。
広々としたサウナ棟はコテージ利用者専用で、貸し切りスタイル。誰にも邪魔されず思う存分サウナが楽しめます。LINE公式アカウントから予約可能な、抹茶喫茶つき日帰りサウナの特別プランもあります。
サウナ発祥の地フィンランドの入浴法“ロウリュウ”を中温・高湿度で、からだに負担のない設定で行います。サウナストーンにかけるアロマ水は「ユーカリ」「白樺」の他、島根県産の和ハーブ「クロモジ」などの3種があります。

からだを十分温めた後は天然石をくり抜いた水風呂で一気に冷やします。そうすることで、温冷交代浴効果による“ととのう”を体験することができます。
水風呂に入りながら目に緑を感じ、風や鳥のさえずりなどを聴きながら、日常を忘れて自然と一体になれる極上の時間を体験できます。

朝ごはんには、薬膳の調理法を用いた野菜中心のおかず12品と茶粥が用意されています。
旬の野菜は、その時期に必要な成分を豊富に含んでいます。寒い季節にはからだを温め、暑い季節には夏バテ防止となる栄養を補い自然のちからをからだに取り込むことができます。
茶粥は、胃腸への負担が少なくからだを温めるので寝起きのからだにぴったり。食材の効能で美肌効果も期待できる薬膳料理も、おいしく無理なく摂取することでからだの調子を整えてくれます。
お寺という特別な場所で、禅の心がたっぷり込められた朝食は、また一層格別です。

朝の活力を得られた後は、体験を通して教養を身につける、「座禅」「写経」はいかがでしょうか。
座禅や写経はもともと仏教の修行のひとつとして行われていました。しかし近年、座禅によって自分自身を見つめ直し、写経をすることで集中・精神統一、穏やかな心持ちへと導いてくれるとして、趣味としてはじめたり旅先でのアクティビティのひとつとして体験したりする人が増えてきました。
日頃のストレスや日常のもやもやから自分を解放してくれるだけでなく、日本人としての作法を学ぶ機会ともなります。
もちろん丁寧な説明を受けながら行えるので、初心者でも安心です。

抹茶体験は、短い時間で体験を受けたい人向き。
おいしい和菓子を楽しみつつ茶道の作法、伝統文化を学べます。

もっとからだを動かしたい!そんな方にはEバイクが用意されています。
レンタルEバイクで島根半島の日本海側をサイクリング、また観光スポット「木綿街道」へ。程よい疲れを伴う運動は、リラックスさせたり質の良い眠りへと導いてくれたりと、私たちの心とからだに良い作用をもたらしてくれます。

「心穏やかな暮らし」を意識するきっかけにもなる体験を。心を整え体を整え、自然の力に癒されて、心身ともに美しくなれるお寺ステイは、安らぎの時間と美肌への導きを促してくれます。

文:西村 愛

一畑山コテージ

問い合わせ先 一畑山コテージまたは一畑薬師
0853-67-0211(一畑山コテージ)
0853-67-0111(一畑薬師)
メールアドレス cottage@ichibata.jp
HP https://ichibata.jp/cottage/
関連リンク https://www.kankou-shimane.com/destination/21196
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