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食べるfood

抹茶

お肌とからだにうれしい効果
抹茶を気軽に味わう

松江市を中心として出雲地方では、抹茶を日常的に点てる文化が根付いています。
今の時代、抹茶はカジュアルで身近なものとしてチョコレートや洋菓子のフレーバー、カフェでのドリンクのひとつとして親しまれています。

前述のとおり、松江や出雲では毎日の茶事として食事と食事の間に抹茶を飲む習慣が今でもあり、お菓子と共にお茶を愉しみます。
抹茶は茶葉に含まれるビタミンが豊富なことで知られています。特に美白効果の高い“ビタミンC”がたっぷりと含まれ、メラニン色素の生成を抑制してくれることから、肌のくすみやしみを予防する効果があると言われています。
よく耳にするようになった “茶カテキン”は、細胞の酸化による老化を予防する抗酸化作用を持っており、アンチエイジングに効果を発揮すると言われています。そのほかにも、血液の流れを良くすることで新陳代謝を促し、若々しさを保つ効果のある“ビタミンE”や、むくみ解消を促進する“カリウム”なども摂取できます。

何よりもお茶を飲み、リラックスしながら時間を過ごす“ゆとり”は、肌にとっての最高の薬。
季節の御菓子とともに、抹茶の香りや色を感じながら優雅な時を過ごすことが、健やかな肌とからだにはなにより大切です。

松江市内の宍道湖畔にある「清松庵たちばな」は、1996年にオープン。
京都・金沢と並び“三大菓子どころ”にも数えられる松江に、気軽に抹茶とお菓子を提供する場所が少なかったことから和菓子店を設立。2階には本格的な茶室もある、お茶をまるごと体験できるお店です。

人気商品は、季節の上生菓子とお抹茶のセット、出雲ぜんざい、クリームあんみつなど。抹茶には、市内の老舗茶屋の挽き立ての粉を使い、常に風味豊かな香りを楽しめます。
わらび餅に抹茶を入れた「抹茶わらび」など、お菓子にも抹茶が使われています。

2021年には喫茶スペースをリニューアル。
宍道湖の絶景を一望しながら、ゆったりとくつろげる空間です。
店内には湖に向いたカウンターを設置、目の前には宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島が眺められます。テラス席からは天気の良い日には宍道湖に沈む夕日も眺められ、松江らしい風景を満喫できる絶好のロケーションとなっています。

文:西村 愛 
監修:島根県立大学 看護栄養学部 今中美栄 教授

抹茶

問い合わせ先 清松庵たちばな
0852-32-2345
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