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食べるfood

えごまアップルパイ

粒ぞろいプチプチ食感の
えごまがたっぷり使われたスイーツ

邑智郡川本町では今から19年前から町の特産物としてえごまの栽培が始まりました。今では、健康ブームとともに、品質の良い川本町のえごまは有名となり、たくさんの商品が作られるようになりました。
そんなえごまの加工品がずらりと並ぶのが「道の駅インフォメーションセンターかわもと」です。そのお隣に、ちょっと意外なえごまを使ったスイーツが食べられるお店、「ピッコルッソ」が2021年3月にオープンしました。

そのスイーツとは「えごまアップルパイ」。
より多くの人たちにえごまを食べてもらいたいという気持ちから、それまで多くなかった“スイーツジャンル”の商品を考案。お菓子の世界大会『FIPGC Milano』のアシェットデセール(皿盛りのデザート)部門でチャンピオンになった同町出身のパティシエ、木下拓哉さんが監修したアップルパイが発売されています。

店内で製造され、焼きたてが並びます。りんごスプレッドとたっぷりのカスタードをパイ生地で包んで焼き上げます。滑らかなクリームやサクサクの生地の食感を保つため、賞味期限は1日。テイクアウトのみですが、多い日では1日に50~60個も売れる人気商品です。

ここで使われるえごまは、町内の農家で生産されたもの。崩れたものや色が悪いものをひと粒ひと粒取り除く「ハンドピック」を行った粒ぞろいで、プチプチとした食感がたのしく、厳選された品質的にも良いえごまが使われています。
えごまには、現代人に不足しがちなオメガ3脂肪酸のひとつである、α-リノレン酸が豊富に含まれています。血流を良くする働きにより新陳代謝を促進させ、肌細胞の再生を促してくれます。健康面からも注目が高く、コレステロールを減少させるなどの効果があり、生活習慣病の改善にもつながると言われています。

このアップルパイには1個につき、えごまを1.6グラム使用。おいしいスイーツで美容・健康を保てるなんて嬉しいですね。
道の駅でお買い物のついでに、えごまアップルパイをお土産に購入してみてはいかがでしょうか。

文:西村 愛 
監修:島根県立大学 看護栄養学部 今中美栄 教授

えごまアップルパイ

問い合わせ先 ピッコルッソ
(道の駅インフォメーションセンターかわもと内)
0855-74-2102
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