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えごまオイル

美肌のための“小さじ一杯”
毎日続ける油の新常識

えごまオイル

今や新常識、「油は美と健康の味方」というのはご存知ですか?
健康のためには油は控えめ、という考え方は一昔前。
近年テレビなどで取り上げられ、大ブームとなったのがえごまオイルに含まれる「オメガ3脂肪酸」です。
「オメガ3脂肪酸」は、青魚に含まれる血液をサラサラにするEPAやDHAと同じ油の仲間です。
島根県は日本海に臨む日本有数の漁港があり、魚をよく食べる地域。それでも、若い世代の人たちの魚離れがよく言われます。そこで魚を食べる機会の少ない方や肉食系の方、動脈硬化の気になる方に、健康と美肌のための「えごまオイル」が、最近注目されるようになったのです。

このえごまオイル、島根県では10年ほど前から生産されています。
えごまを見たことがある人は少ないかもしれません。
しかし韓国料理のサムギョプサルで、包み野菜としてシソのような形をした爽やかな味のえごまを食べたことがある人はいるかもしれません。
その葉の形どおりえごまはシソ科。実の形も実にシソの実に似ています。

「オメガ3脂肪酸」は血管に溜まった古い脂肪を排除し、血管を柔らかくし、血液の流れを良くします。
動脈硬化予防はもとより、お肌にとっても血行不良によるくすみや冷え性、むくみなどに効果があります。
お料理に使う場合は加熱せずに、そのままいただくのがオススメ。
毎日小さじ1杯程度を、ドレッシングやソース代わりに気軽に使ってみてはいかかでしょう。
ヨーグルトやサラダ、パスタやステーキにもちょいがけして、日常の中で積極的に摂り込みたいですね。

文:西村 愛 
監修:島根県立大学 看護栄養学部 今中美栄 教授

えごまオイル

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