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県の花・鳥・木・魚

 島根県を象徴する県花はボタン、県鳥はオオハクチョウ、県木はクロマツ、県魚はとびうおである。ボタンは中海に浮かぶ大根島(八束町)の特産で、花売りのおばさんで親しまれる島の女性が全国へ販売に出かけ、島は全国的にもボタンの島として有名である。とくに5月初旬の花盛りには、島は多くの行楽客であふれる。全国に知られたボタンが、県の花に決まったのは昭和28年(1953)で、県民の投票によって選ばれた。
 オオハクチョウは古来飛来していたようで、『出雲国風土記』にも白鵠(くぐひ)という名で出ている。現在は中海に多いが、かつては宍道湖の北から西にかけての水域に姿を現していたようである。昭和39年(1964)に愛鳥意識の普及のため、古くから愛されていたオオハクチョウが県の鳥に指定された。
 クロマツは、昭和41年(1966)に県民の投票で選ばれた県の木である。このマツは島根県下に多く、出雲部の松江城山・出雲大社参道、美保関の関の五本松、出雲平野の築地松を始め、石見・隠岐にも堂々とした常緑のクロマツを見ることができる。
 とびうおは、平成元年(1989)に県民の投票で選ばれた。とびうおは、島根県での漁獲量が全国第1位であり、夏を告げる魚として県民に馴染みが深い。また「アゴ野焼き」に代表されるように、とびうおを原料としたすぐれた特産品もある。

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