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コウジンダニイセキ

荒神谷遺跡

古代出雲人の聖地・荒神谷大発見!圧倒的な数の弥生時代の青銅器

昭和59(1984)年7月、斐川広域農道建設のための発掘調査で、斐川町神庭の谷奥にある斜面から銅剣358本が出土しました。
それまで全国で出土した銅剣の出土総数は約300本、荒神谷はそれをたった一ヶ所で上回ることになりました。
また、翌年7月には、銅剣発見の場所から7m離れた地点から銅鐸6個、銅矛16本が一緒に埋納されていることが明らかとなりました。
銅鐸・銅矛が同一の場所に埋められている例はこれまでなく、銅剣を含めた三種の青銅器が、同一の遺跡から出土することも全国で初めてだったことから、この歴史的大発見により、古代出雲の歴史を大きくクローズアップさせることとなりました。
荒神谷遺跡は、1987年に国の史跡指定を受け、出土した総計380点の青銅器は、1998年に一括国宝に指定されています。

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