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常磐山八幡宮と大杉

波佐(はざ)の中央部、常磐山に鎮座する波佐八幡宮は、昔、九州の宇佐神宮より勧請(かんじょう)され、大井谷の八幡宮に祀られていたが、その後、源氏の武将佐々木高綱によって文治(ぶんじ)元年(1185)常磐山へ移築されたと伝える。昭和60年(1985)が遷宮800年であった。八幡宮の例祭は「波佐祭(はざまち)」、別名「千本傘」の名称で親しまれている。幟(のぼり)と花傘の立てられた馬場の祭風景は見事で、毎年10月9日の晩から10日にかけて行われる。八幡宮をとり囲むようにして樹齢800年ともいわれる杉の古木がある。この杉は、昔から村人たちの雨乞い祈願の神木であった。枝は周囲に力強く伸びて雄々しく、隠岐の八百杉につぐ大木といわれている。昭和47年(1972)3月、県の天然記念物に指定されている。

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