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姫之飯神事

米の収穫を祝って行われる古伝新嘗祭の神事。神職が(以前は巫子であった)稲束をささげて舞う。
姫の飯神事
由來八幡宮に伝わる特殊神事である「注連下ろし」「頭  屋祭」「姫之飯神事」「黨渡し神事」は黨屋制に基づく一連の由來八幡宮の例祭行事であり、平成6年に島根県無形民俗文化財に指定されている。
姫之飯神事は11月7日、御神幸式のあと拝殿にて行う。
由來八幡宮に相殿の多倍神社に由來するところ大にして、巫女姿の神職が狙い竹を執って舞うもので、籾、稲穂、米、餅という一連の生産過程を表す特殊な新嘗め行事である。
殊に神職が扮する巫女が狙い竹に稲穂を架けて舞う姿は古代における「田の神出現」を様相を現しているとして全国でも稀であり注目される所以でもある。

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