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峯寺火祭り

正式には「花の法要・火祭り柴燈(さいとう)大護摩(だいごま)供養(くよう)」と言う。通称「火祭り」。柴燈護摩(さいとうごま)とは1300年伝わる伝統の秘法を持って、諸願成就を祈願する法要である。

大和の大峰山にて修行をした山伏行者たちの行列から始まり、道場は斧、弓、剣によって、一切の魔が入らないように清められる。やがて青柴(あおしば)の積まれた護摩壇(ごまだん)に火をつけられ、火そのものが仏様と観念して般若心経の読経が続く。約30名の山伏・僧侶たちにより、「無病息災」・「家内安全」・「諸願成就」などと書かれた一万本の護摩木を一本一本丁寧に御祈念し、仏様の火の中にくべていく。

山々は、山伏の吹く法螺貝の音色と、参拝者一同が唱える読経の声でこだまする、荘厳で賑やかなお祭りとなる。どなたでも参加できる

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