揖屋駅の南方5kmにそびえる標高473mの山で「京蘭木山」とも書く。『出雲国風土記』意宇郡(おうぐん)の条に記される高野山がこの山にあたる。月山富田城(がっさんとだじょう)に対峙(たいじ)して、戦国期には富田城の向かい城となった。山頂には東西80m、南北30mくらいの平地があって、眼下には広瀬町の町並みが広がり、島根半島をへだてて隠岐島をはじめ、中海、宍道湖を眺望できる景勝の山である。能義郡、八束郡の南部の諸峰中、最も目につく高山であることから、戦国期には、大内氏や毛利氏が月山の尼子氏攻略の拠点とした山城である。
住所 | 松江市東出雲町、安来市広瀬町 |
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お問合せ先 | 松江市観光部 観光振興課 TEL:0852-55-5214 |
交通アクセス | JR揖屋駅から車15分、頂上まで徒歩40分(約2km) |
関連サイト | 松江観光協会公式サイト 水の都松江 |