焼火山中の焼火神社付近には、ウラジロガシを中心とする良好なカシ林が残存しており、種々の珍しい植物群が多くみられるところから、「焼火神社神域植物群」として、昭和45年(1970)10月県の天然記念物に指定されている。
これは、境内の参道に群生する約20本の老杉(幹周2m以上)を含め、神社背後の岩肌に着生するセッコク、フウラン、マメヅタランなどの着生ランや珍しいタクヒデンダ(シダ植物のオシャクジデンダとオオエゾデンダの中間型のもの)、ダルマギク、トウテイラン、チョウジガマズミ、オニヒョウタンボク、ヨコグラノキ、サイゴクミツバツツジ、ミツバイワガサ、オキノアブラギクなどの特殊植物群、さらに、付近のウラジロガシ、アカガシ、コジイ、ヤブツバキ、タブノキなどからなる暖地性常緑広葉樹林を指定したものである。
住所 | 隠岐郡西ノ島町美田 |
---|---|
お問合せ先 | 西ノ島町観光協会 TEL:08514-7-8888 |
交通アクセス | 別府港から車で20分(登山口まで)→徒歩15分 |
掲載する情報がありません。