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ダイセンオキコクリツコウエン(オキチイキ)

大山隠岐国立公園(隠岐地域)

大山隠岐国立公園のうち、隠岐諸島の隠岐郡西郷町、布施村、都万村、五箇村、西ノ島町、海士(あま)町、知夫村の全町村にわたる3万1,007haの範囲。主として海岸地域からなる。
昭和38年(1963)4月、国立公園の指定を受け、大山国立公園(昭和11年(1936)国立公園指定)に編入された。本土に近い知夫里島、西ノ島、中ノ島の3島からなる島前(どうぜん)と、その東北約18kmにある島後(どうご)の四つの島からなっている。それら4島をおよそ180の小島がとりまいている。いずれも、第三紀生成の火山島(朝鮮半島の白頭火山帯に属す)で特異な景観をみせるところが多い。隠岐は日本海に浮かぶ離島であり、北西からの季節風による荒波を受けるため、海食景観が発達している。中でも国賀海岸、知夫(ちぶ)の赤壁(せきへき)、白島(しらしま)海岸、布施海岸が海岸風景を代表するものである。
また、対馬暖流と寒流が隠岐諸島沖合で合流するため、海生生物の種類が多く、浄土ケ浦ほか2カ所が海中公園地区に指定されている。このほか、沖島のオオミズナギドリや、植物では大満寺山系のオキシャクナゲ、国の天然記念物のクロキヅタ、玉若酢命神社の八百杉(やおすぎ)や布施村の杉の天然林が有名である。
隠岐は、古くは流刑地であったために、後鳥羽上皇、後醍醐天皇の行在所をはじめ、古代から近代にわたる史跡が豊富である。さらに、産業と観光が結びついた「牛突き」など伝統行事も多く、民謡では「しげさ節」が全国的に有名である。

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