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出雲追分保存会

現在の長野県、信州中山道付近の追分宿で生まれた信濃追分がおそらく越後に伝わりその後、南ほうに下がり山陰の地に舟唄として残された唄が出雲追分の生まれた元といわれています。

加茂町出身の初代出雲愛之助は、張りのある美声と情緒豊かな独特の節回しによって安来節のうたい方で愛之助節をつくり出した人ですが、当時安来節と共に出雲追分も公演に取り入れていました。その旅興行で信州に行き、公演を終え、温泉に入っていたところ、共に入浴中のお客が初代出雲愛之助とは知らずに安来節一座の追分はどうも物足りないといってお客自らがうたってみせたのです。

ところが、その節回しに感動した初代愛之助は、その節回しを取り入れ一晩練習し、次の日の公演に歌ったところ割れるような拍手で大好評であったという事です。

この様なエピソードのもとに初代出雲愛之助によって完成され、引き継がれているのが現在の出雲追分です。

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