これはたび重なる水禍から立ち上がろうとする江の川沿岸の人々を鼓舞するため、邑智郡川本町の青年たちが創始した連太鼓である。昭和47年(1972)7月の山陰北陸豪雨は江の川を氾濫させ、川本町はじめ沿岸の町村を濁流の渦に巻き込んだ、近代になっての最大の被害であった。人々はしばらく呆然自失したが、その中で若者たちがいち早く立ちあがって、復旧工事に率先従事する一方、石見神楽の曲を創作、人々に郷土に生きる勇気を与えた。曲は江の川の清流やみどりの山々、人情味豊かな生活などを盛り込んだ10曲からなっている。
お問合せ先 | 川本町観光協会 TEL:0855-72-0636 |
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