津和野町出身の国学者、岡熊臣(1783~1851)が創立した私塾「桜蔭館」が修復され、平成9年3月に公開されました。
熊臣は、冨長山八幡宮の宮司の長男として生まれ、本居宣長の門人、村田春門について国学を学びました。嘉永2年(1849)、津和野藩の藩校「養老館」の初代国学教授に就任し、学則を制定し、藩の教育基本方針をうち出しました。
この『桜蔭館』は、文化12年(1815)に熊臣が自宅を開放し、地元をはじめ、長州藩など各地から大勢の門人が集まりました。
当時のおもかげ残す、桧葺の館には、学則を記した額や、「日本書紀私伝」などの著書や数々の遺品が展示されています。
住所 | 鹿足郡津和野町中曽野327 |
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お問合せ先 | 津和野町教育委員会 TEL:0856-72-1854 |
交通アクセス | JR山口線津和野駅から車で30分(県道13号線) |
駐車場 | あり 2台 無料 |
関連サイト | 津和野町文化ポータル |