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島根県立石見美術館 企画展「杉浦非水 時代をひらくデザイン」

大正時代から昭和時代のはじめにかけ、物憂げな女性像で一世を風靡した竹久夢二は、美人画作家として活躍しただけでなく、グラフィックデザインの領域でも時代を先取りする作品を多数発表していました。当時の女性たちは夢二が描いた美人に憧れ、そのイメージを装いに取り入れたり、夢二がデザインしたグッズを買い求めたりもしました。

 

ファッションや身の回りの小物、文芸、そして音楽まで、生活の様々な場面をいろどった夢二の仕事は、蕗谷虹児や中原淳一といった後続の作家たちにも受け継がれ、女性たちの暮らしに華やぎを添えました。本展ではまず、竹久夢二の美人画のほか、書籍や雑誌、楽譜のグラフィックデザインなど、幅広い仕事を紹介します。そして夢二の作品の中から4つの要素を抜き出し、同時代の作品や後を追って活躍した画家たちの作品を交えながら、大正・昭和の乙女たちを魅了したイメージのひみつを探ります。