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島根県立石見美術館 企画展「山本琴谷と津和野藩の絵師たち」

山本琹谷(やまもときんこく)は、幕末から明治初めにかけて活躍した、津和野出身の文人画家です。渡辺崋山(わたなべかざん)に学んだ後、江戸を拠点に諸国をめぐって各地の文化人と交流し、数々の作品を遺した一方、津和野藩の絵師として藩の御殿を飾る障壁画の制作にも携わりました。
最晩年の明治6年(1873)には、ウィーン万国博覧会にも出品しました。中国の故事に基づいた人物画を得意としたほか、華麗な花鳥画、壮大な山水画、交際した文化人の肖像画なども描きました。

 

本展では山本琹谷の没後150年を記念し、琹谷の初期から晩年までの幅広い画業を約70点の作品と資料により紹介します。
あわせて、江戸時代の津和野をいろどった11名にのぼる多彩な絵師たちの作品も展示します。

 

【前期】7月8日(土)~7月31日(月)【後期】8月2日(水)~8月28日(月)

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