繊細で柔らかな色彩、流れるような美しい線描、余白を活かした構図など、これらは日本画の特徴としてよく挙げられます。
また、控えめでつつましい表現なども、日本画を鑑賞していると感じることです。こうした特徴を持つ作品は、私たちの心の琴線に触れ、どこか優しい気分にさせてくれます。描かれるテーマを見ると、文学や仏教などを題材とした少し難解な作品がある一方、動物の愛らしい姿を描いたものや、思わず笑みがこぼれる人物画、風までも感じさせる静かな風景を描いた作品などもあります。同館の日本画コレクションも、こうした穏やかな作品が多く含まれています。
本展では、同館が所蔵する近代日本画の名品の中から、見る人の心を癒してくれるような作品を中心にご紹介します。
名画を通して、心なごむひとときをお過ごしください。
■ 主な出品作品
竹内栖鳳「爐邊」「雨霽」 菱田春草「紫陽花」 川端龍子「愛染」
川合玉堂「雪降る日」 榊原紫峰「青梅」「梅花群雀」 北野恒富「鷺娘」
富岡鉄斎「群僊祝壽図」 伊東深水「ささやき」
開催期間 | 2023年12月1日~2024年2月29日 |
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時間・休業日 | 【開館時間】 9:00~17:00 【休館日】 年中無休(2024年2月7日(水)は、新館のみ休館) |
会場 |
足立美術館 島根県安来市古川町320 |
お問合せ先 |
足立美術館 TEL:0854-28-7111 |
料金 | 【入館料】 ・大 人:2,300円 ・大学生:1,800円 ・高校生:1,000円 ・小中学生:500円 ※20名以上、100名以上の団体料金あり ※各種クレジットカード、IDの利用可 ※各種割引制度、青少年の優遇処置あり ※本料金で日本庭園や本館・新館で開催中の展覧会など、すべてご覧になれます |
ウェブサイト | https://www.adachi-museum.or.jp/archives/exhibition/winter2023 |