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金城歴史民俗資料館 企画展「藍染の型紙展」パートⅡ

波佐地方では、江戸時代(文政~天保)から代々紺屋職を営み村民の藍染を一手に行っていました。
展示する型紙は、伊勢の白子型紙、京型紙、地元制作の型紙で、天保年間頃のものと見受けられます。型紙への印影から仕入問屋など流通が判ります。
型紙は、美濃和紙を用いて、柿渋で 3~4 枚を交互に重ね貼りした型紙紙に、錐彫、突彫、道具彫、縞彫の4通りの手法で7~8枚を重ねて、彫刻されたものです。図柄によっては、1枚を仕上げるのに1か月を費やすこともあるそうです。この型紙は、半永久的に使用・保存が可能だと言います。

 

今回の展示は、500点の中から前回の展示公開以外の代表的な図柄60点を展示します。

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