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島根県立美術館 コレクション展「受贈記念 奈良原一高×勝井三雄」

写真家・奈良原一高(1931-2020)は、2020年1月19日、88歳の生涯を閉じました。戦後日本の写真を牽引した奈良原は、国際的にも高い評価を得ています。2020年度、島根県立美術館はご遺族より、305点の作品の寄贈を受けました。それは、2010年に開催した企画展「手のなかの空 奈良原一高1954-2004」の出品作を中心とした作品群です。

1995年に美術館準備室が設立されて以来、島根県立美術館では松江高校の卒業生でもある奈良原一高を重点作家として、作品の収集や展覧会準備を進めてきました。2010年には、大規模な回顧展「手のなかの空 奈良原一高1954-2004」を企画・開催しています。そして、今回の寄贈によって、全775点の奈良原一高の全体像を見通せる世界最大規模のコレクションとなりました。

今回は、新収蔵品のなかから《ヨーロッパ・静止した時間》《ジャパネスク》のシリーズ約110点をご紹介します。2023年度、2024年度も、引き続き新収蔵品のお披露目をいたします。

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