お気に入りリスト

出雲文化伝承館 「春日裕次展」

春日裕次氏は1960年出雲市に生まれ、出雲高校では有馬侃氏に師事し、岡山大学教育学部を卒業後は島根県内の高校で美術教師として奉職されました。

 

この間1984年東光展で「浮(うき)」が初入選、その後1991年には同展で「ネイキッド」が奨励賞となり注目され、1994年には日展に「ライダー」が初入選します。氏は趣味でもあるバイクとライダーをモチーフとして描き続け、2016年、2021年には日展で特選受賞の快挙を成し遂げられるなど、全国でも衆目を集める気鋭の洋画家です。春日氏は、卓越したデッサン力と独特のマチエールを生かし、無機質なクールさとともに情趣溢れる人物を融合させて独自の世界を表現しています。

 

本展では、今後益々活躍が期待される春日氏の初期作から、これまでの受賞作を中心に約30点の作品により40年にわたる軌跡を紹介します。

 

※出雲文化工房では小品展を同時開催します(入場無料)

PR