古代出雲歴史博物館で所蔵する「お経」と、それにまつわる品々を特集展示します。
お経とは一般に、仏教の教えを書き留めた書物のことをいいます。しかし、お経が作られた目的は、単に教えを記録することだけではありませんでした。お経の内容を書き写し、世の中に広く伝えることは、仏教的に良い行いとされました。そのため昔の人々は、さまざまな工夫を凝らしました。大切なものとして丹念に書き、華やかに飾ることもありました。文字だけでは難しい内容ならば、絵を描いて伝えようとしました。遠い未来まで仏教が伝わるように、地中に埋めたりもしました。
このたびの展示を通して、さまざまなお経の存在と、それをめぐる人々のいとなみをご紹介します。
開催期間 | 2024年2月7日~2024年3月11日 |
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時間・休業日 | 【2月まで】9:00~17:00(最終入館16:30) 【3月から】9:00~18:00(最終入館17:30) ※会期中の休館日:2月20日(火)、3月5日(火) |
会場 |
島根県立古代出雲歴史博物館 常設展示室 島根県出雲市大社町杵築東99番地4 |
お問合せ先 |
古代出雲歴史博物館 TEL:0853-53-8600 |
料金 | 常設展の料金(一般620円、大学生410円、小中高生200円)でご覧いただけます。 |
ウェブサイト | https://www.izm.ed.jp/cms/cms.php?mode=v&id=425 |