澄川喜一(1931年~)は島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)出身の現代彫刻家です。全国各地で約100点もの野外彫刻を手がけたほか、東京スカイツリー®のデザイン監修をはじめとする、都市部の建築分野のデザインや環境造形の仕事を担い、高い評価を受けてきました。また、母校・東京藝術大学で教授および学長を務め、首都圏で精力的な制作活動を続ける一方、故郷である島根県や、青春時代を過ごした山口県で文化行政の要職を担ってきました。こうした数多くの功績が表彰され、2020年には文化勲章を受章しています。
本展は、2020年度、および2021年度に島根県に寄贈された彫刻作品120点のなかから、選りすぐりの彫刻作品約50点を紹介するとともに、作品とあわせて受贈した膨大な作家資料のなかから、野外彫刻のスケッチや図面、下絵やマケット、石膏原型、収集していたものなど、今まであまり表に出てこなかった「澄川喜一の仕事」に着目して紹介いたします。この機会に、澄川喜一の生み出す造形の奥深さを知り、郷土の作家についての理解が深まることを願います。
開催期間 | 2023年2月4日~2023年4月3日 |
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時間・休業日 | 【開館時間】 9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで) 【休館日】 毎週火曜日(3月21日は開館)、3月22日(水) |
会場 |
島根県立石見美術館 展示室A・B・C 益田市有明町5-15(島根県芸術文化センター「グラントワ」内) |
お問合せ先 |
島根県立石見美術館 TEL:0856-31-1860(代表) |
料金 | 【観覧料】 ・一般300(240)円 ・ 大学生200(160)円 ・ 高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※各種障がい者手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方、およびその介助者(1名まで)は入場無料 |
ウェブサイト | https://www.grandtoit.jp/museum/work_of_sculptor_kiichisumikawa |