海の幸

海の幸

豊富な魚介類が育まれる日本海有数の好漁場
量と質に恵まれた島根の海の幸

温暖な対馬海流と栄養塩豊富な日本海の海水が入りまじる島根県沖。恵まれた海洋条件の下で豊富な魚介類が育まれており、そのバラエティーの豊かさは日本近海でも有数を誇ります。
東西に長く海岸線が続く島根県。西部の浜田沖を中心とする広大な大陸棚は水産資源の宝庫です。さらに、松葉ガニの産地として有名な隠岐諸島近海や、複雑に入り組む岩盤を基調とした島根半島沖など、日本海随一の好漁場に恵まれています。

県内には大小80を超える漁港があり、各地で日々新鮮な海の幸が水揚げされています。なかでもトップクラスの水揚げ量を誇る「浜田漁港」は特定第3種漁港(※)に指定されています。四季を通じて新鮮な魚介に恵まれた島根でぜひ日本海の旬を味わって下さい。

(※)利用範囲が全国的な漁港のうち、水産業の振興のために特に重要であるとして政令で定められた漁港。全国に13港のみ指定されている。

島根に来たら、絶対食べたい「ノドグロ」

国内で一般的な名称は「アカムツ」ですが、ノドの奥が真っ黒なことから「ノドグロ」と呼ばれています。他の魚では味わえない別格の美味しさで、料亭や割烹など一流料理店で提供されることも多い貴重な高級魚です。綺麗な朱色の姿と価値の高さから「赤いダイヤモンド」と称されています。近年グルメ番組などで日本海の美味しい魚として紹介されることが多くなり、全国的な知名度も上がっています。
日本に数あるノドグロ産地の中でも、島根で水揚げされるノドグロは脂の乗りが天下一品で抜群の風味を誇ります。主要漁場の島根県西部沖はノドグロの餌となるエビやカニなどが豊富で、この豊かな海で育まれた「白身のトロ」と絶賛される味わいは、とにかく濃厚で甘く上品な旨みに溢れています。

フードコーディネーターに聞く

おすすめノドグロ料理

季節ごとに楽しみ方が変わる!万能選手「ノドグロ」

ノドグロは1年を通し脂が乗っていて、その濃厚さを堪能できる魚です。
いつ食べても美味しいと感じる魚ですが、最も美味しいとされる時期は諸説や地域差によって様々で、島根県では8月~5月が旬とされています。
ノドグロのおすすめ料理は、その時期に合った料理を楽しむのがおすすめ!シンプルに塩焼きや鍋にするなら最も脂が乗る冬の11月~2月頃。この時期のノドグロは「まるでマグロのトロのよう」と絶賛されるほど、口に含んだ瞬間とろけるような美味しさが堪能できます。産卵期(6~10月頃)より前の春先は栄養をたっぷりと蓄えているので刺身もおすすめです。

料理研究家
土井小百合

煮付け

ノドグロの濃厚な美味しさを堪能できる料理と言えばやはり煮付けがおすすめです。柔らかな白身にたっぷりと蓄えた濃厚な脂の旨さを味わえるのは、島根のノドグロならでは!白く柔らかいその身は上品にして甘みがあります。とにかく一度食べれば「美味しい!」と言って頂ける間違いのない一品です。

塩焼き

焼くことにより濃厚な美味しさに香ばしさが加わった贅沢の極み。ノドグロの薄い皮の下には、ふわふわで柔らかく今にも溢れんばかりにたっぷりと脂を貯えた美しい白身が姿を現します。ふわふわの柔らかい身と甘味のある脂の旨味が絶妙に合わさる至福の美味しさ。 シンプルだからこそ、ノドグロの美味しさが純粋に味わえます。

刺身

柔らかい身は、醤油につけると脂がほとばしり、口に運べばとろけるような舌触りと共に、うっとりとする美味しさが口の中で広がります。上品な脂が絶妙で、鮮度の良いものならぜひ刺身で食べていただきたいです。ノドグロの独特な食感も感じてみてください。皮をひかずにさっと炙って冷水に落とす「焼き霜」もおすすめです。

島根を代表する港町、浜田のブランド
どんちっち三魚

どんちっち三魚とは?

石見地方に伝わる伝統芸能「石見神楽」のおはやしの音に由来する「どんちっち三魚」。浜田漁港で水揚げされた新鮮な「アジ」・「カレイ」・「ノドグロ」のうち厳しい基準に合格したものだけが認められる水産ブランドです。厳選された島根の海の幸をお楽しみください。

どんちっち アジ

厳しい規格に合格した「どんちっちアジ」。脂の乗りが抜群で、旬の時期はマグロのトロにも匹敵すると言われています。室温に置くと皮下の脂質が液化して溶け出し、照明にキラキラと光ります。口に入れると、脂がトロっと溶け出し甘味を強く感じます。

どんちっち アジ

沖合底びき網で漁獲された高鮮度のカレイを「どんちっちカレイ」としてブランド化。煮ても焼いても美味ですが、特に一夜干しは絶品です。絹の様な白身にくわえ、旨味、甘味、脂質をバランスよく兼ね備え、淡白な中にも上品な味わいが人気です。

どんちっち アジ

「どんちっちノドグロ」は山陰沖西部漁場で沖合底びき網漁船が漁獲した80g以上の高鮮度のアカムツです。脂の濃厚な旨味と共に、奥深く上品な甘みと香りが口いっぱいに広がります。一口食べれば、誰もがその味に唸ってしまうことでしょう。

一般的なアジの脂質含有量は約3%。「どんちっちアジ」の基準は平均10%以上と脂の乗りが抜群です。
「ミズカレイ」「エテカレイ」「ササカレイ」3種類のカレイが「どんちっちカレイ」としてブランド化されています。

まだまだある。島根の名物、海の幸

松葉ガニ

山陰の冬の味覚の王様「松葉ガニ」。山陰沖で獲れる成長した雄のズワイガニのことで、高級ブランド蟹として珍重されています。「極上品」と称されるほど質が高く、濃厚なかにみそや、締りの良い身の上品な甘味と旨味は他では味わえません。新鮮なものは刺身でも食べることができ、とろっとした食感と独特の甘さを楽しめます。殻が固く、ハサミが太く、ずっしりと重いものほど身入りが良く、品質の良い証です。

イワガキ

春~夏に旬を迎える海の恵み「イワガキ」。全国で初めて種苗生産・養殖に成功した隠岐をはじめ、島根の美しい海で育てられています。肉厚で大きくぷっくりとしたボリューム感のある身が特徴です。新鮮なイワガキは生で頂くのがおすすめですが、火を通しても身質を損なわず、素材の良さをしっかりと楽しめます。ぷりっとした食感と濃厚でクリーミーな味わいに、さわやかな風味と甘みが広がる贅沢な逸品です。

干物

海の幸が豊富な島根では干物の生産も盛んに行われており、特にカレイの塩干品は生産量日本一を誇ります。なかでも最高級とされる「子持ちササカレイの一夜干し」の上品な味わいは絶品です。旨みが凝縮された鮮魚とは一味違う美味しさを楽しめる干物。シンプルな加工だけに素材の品質や鮮度がものをいいます。名物のノドグロ、アジ、カレイをはじめ、島根の美味しい魚をぜひ干物でも味わってみてください。

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