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【萩・石見】ときめく青の絶景
フォトグラファー岩谷佑一郎さんが選ぶ『山陰ブルー』の海

山陰の風景を知り尽くすフォトグラファーの岩谷佑一郎さんに、美しい海が望める絶景スポットを教えてもらいました。「萩・石見エリアの海は、季節や時間帯によって様々な表情を見せるので、何度訪れても面白いですよ」と、岩谷さん。今日しか見られない『山陰ブルー』の海へ、カメラ片手に旅に出てみませんか?

東京 羽田から飛行機に乗って90分。萩・石見空港の上空から、青く美しい海岸線が見えてきます。この、心ときめく青色が『山陰ブルー』です。はやる気持ちを抑えつつも、カメラをスタンバイ。空港の駐車場を出たら、海はすぐそこです。

益田市 ゲストハウス&カフェ haretel

萩・石見空港から車で5分、旅の拠点として人気の『haretel』へ。「コーヒーを飲みながら、三里が浜に打ち寄せる波を眺めている時間が最高です。青い海に浮かぶ島や、遙か先まで続く美しい海岸が見渡せて、無心でシャッターを切ってしまいます」。

約10km先まで見渡せる。

店内から見える三里が浜の海。「朝の海も最高だよ」と、オーナーの森井和彦さん。宿泊客だけが味わえる山陰ブルーに興味津々。

INFORMATION

ゲストハウス&カフェ haretel(ハレテル)

住所:島根県益田市高津町イ2577
TEL:050-3448-4414
Instagram:https://www.instagram.com/haretel_2022
アクセス:萩・石見空港から車で5分

浜田市 JR折居駅

折居駅から望む『山陰ブルー』は、言うなれば青春(アオハル)の青。「小さな踏切、無人のホーム、水平線。映画の舞台になりそうな海景色です」。

『みきとP』の楽曲『少女レイ』を題材にした、ショートムービーに登場する踏切。

INFORMATION

JR折居駅

住所:島根県浜田市西村町
アクセス:萩・石見空港から車で35分
     JR益田駅から列車で30分

江津市 古城山展望台

JR波子駅の裏手にある『古城山展望台』からは、これぞ石見という絶景が見られます。「伝統の赤い瓦屋根に映える、鮮やかな青い海に、700メートルも続く白い砂浜。計算されたような絶妙な色合いに感動します」。

眼下に広がる波子海水浴場。

INFORMATION

古城山展望台

住所:島根県江津市波子町
アクセス:萩・石見空港から車で55分
     JR波子駅から徒歩1分

萩エリア

「雲が多い日の海は、優しい青色をみせてくれます。これはこれで僕は好きですね」。波が穏やかで、涼しい風が吹く萩エリア。波音を聴きながら、ぼーっと海を眺めていたい。そんな気持ちの良い浜辺です。

INFORMATION

北長門海岸国定公園

住所:山口県阿武郡阿武町
アクセス:萩・石見空港から車で40分

早朝の菊ヶ浜。魚釣りや海沿いのウォーキングを楽しむ地元の人と出会った。

INFORMATION

菊ヶ浜海水浴場

住所:山口県萩市堀内菊ヶ浜
アクセス:萩・石見空港から車で1時間

長門市 道の駅センザキッチン

長門市特産の柑橘『ゆずきち』のドリンク片手に、お散歩しながら眺める港が爽やかで良い。「停泊している白い船と、透き通った青い海とのコントラストがキレイで、思わずカメラを向けました」。

シーサイドデッキからの眺め。レストラン『仙崎本丸』や『グリルハウス』では、海を見ながら食事が楽しめる

INFORMATION

道の駅センザキッチン

住所:山口県長門市仙崎4297-1
アクセス:萩・石見空港から車で1時間30分

下関市 角島大橋

本州から角島へと伸びる角島大橋。ダイナミックな景色が人気のフォトスポットで、とにかく海の色が素晴らしい。「手前はエメラルドグリーン、角島に向かって日本海らしい濃い青に。この見事なグラデーションに惹かれます。鮮やかな海を写真に収めるなら、午前中から行ってみるのがおすすめですよ」。

一面に広がる青い海に、全長1780メートルの角島大橋が映える

本州側の橋の起点部にある『角島展望台』より。9月上旬、AM9:00撮影

車窓からの海景色。橋の上での降車はできないのでご注意を

INFORMATION

角島大橋

住所:山口県下関市豊北町
アクセス:萩・石見空港から車で2時間10分

有名なスポットではなくても、何気ない海辺の風景がどれも絵になる萩・石見。自分の好きな構図を探して撮影したり、理想の『山陰ブルー』を求めて待ってみたりするのも醍醐味です。載せきれなかった写真もたくさん。ぜひInstagramでチェックしてみてください。

TRIP WEB MAGAZINE萩・石見
Instagram:https://www.instagram.com/twm.hagiiwami

Photography / Yuichiro Iwatani
Text / Megumi Tsukuba

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