EDITOR'S PICKS 編集部のおすすめ
海鮮、温泉、キャンプに聖地。
ここだけで旅が完結!?もりだくさんの道の駅。
「旅先では必ず道の駅に寄る」そんな旅人も多いのでは?ご当地の魅力が盛りだくさんの道の駅は全国各地にあれど、中でも道の駅・阿武町は魅力特盛。男鹿島(おがしま)、女鹿島(めがしま)からなる夫婦島(めおとじま)を臨む抜群のロケーションと、新鮮な地元産品がずらりと並ぶ産直ストア、獲れたての海鮮が楽しめる食堂、温泉にキャンプ場、おまけに恋人の聖地まで勢揃い。「トイレ休憩のついで」ではなく「旅の目的地」になる道の駅・阿武町へ、ゆるめの突撃取材に出発。

阿武産直 千代丸食堂
素材が抜群、それだけじゃない。
産直ストア「あぶの旬館」の並びにある食事処。阿武町内の港で水揚げされた、漁師直送の新鮮な海の幸を使った海鮮定食が一押しです。産直併設の飲食店は食材の良さありきで、味の工夫には期待しないことが多いけど、ここは萩の割烹料理店「千代」が手掛けていることもあって、素材はもちろんのこと定食の小鉢一品一品まで全部美味しい。ぴかぴかの地物のいかを熱々の石板で焼いていただく「いかの石焼き」は絶対食べてほしい一品です。
INFORMATION
阿武産直 千代丸食堂
住所:山口県阿武郡阿武町奈古2249
TEL:08388-2-2121
SUNbashi CAFÉ
美しい景色とドリンクで現実逃避完了。

その名の通り海に向けて桟橋のように長く突き出したSUNbashi CAFÉ。Wi-Fi完備、全席海側に面して開放したガラス張りになっていて、どこに座っても奈古の海の穏やかな風景を感じることができます。このロケーション、もはや何を飲んでも美味しいと思うけれど、阿武町にちなんだ鮮やかな色合いのオリジナルドリンクや、阿武町産の食材を使ったドリンクやスイーツなど、ここでしか楽しめない美味しいものもたくさん揃っています。そしてどれもやたらと写真に映える。ドリンク片手にテラスへ出れば、あまりの居心地の良さに時間を忘れてしまいます。
INFORMATION
SUNbashi CAFÉ
住所:山口県阿武郡阿武町奈古2248-1 ABU CAMPFIELD ビジターセンター内
TEL:08388-2-3840
ABUキャンプフィールド ENGAWA BASE
手ぶらで行ける!至れり尽くせりのキャンプ場。

潮風が気持ち良いオートキャンプサイト。目の前に奈古湾が広がるSUNbashi CAFÉに負けず劣らずのグッドロケーションでキャンプできるのもさることながら、キャンプ用の食材を買える産直ストアがあって(しかも徒歩で行ける)、新鮮な地元食材が簡単に手に入るという利便性がアツい。焚き火したけりゃ薪もある、スノーピークのレンタルテントもある。電源も温泉もある。とにかくなんでもある。至れり尽くせり過ぎて申し訳なくなるほどのキャンプ場は、キャンプビギナーやファミリー、女性グループにおすすめです。次回は必ず泊まりたい!

突撃取材が「ゆるめ」過ぎて、物産直売所「あぶの旬館(しゅんかん)」も「蒸気船まんじゅうカフェ846(八代総本店)」も、この日はまさかの臨時休業。必ずリベンジに来よう!次はキャンプもしよう!と心に決めました。どこかに行く「ついで」ではなく「めがけて」行きたい道の駅へ足を伸ばし、ぜひゆっくりと過ごしてみてください。
Photo / Taku Fukumori
Text / Taku Fukumori Nozomi Inoue