EDITOR'S PICKS 編集部のおすすめ
萩石見空港から車でおよそ1時間半で到着する、山口県長門市仙崎の海辺にある「道の駅 センザキッチン」。「食べる・つなぐ・遊ぶ」をテーマに掲げる、県内最大規模の交流拠点施設です。漁業の町ならではの新鮮な食材を食べて、焼いて、美術館で遊んで、クルージングして、そして合間に海を眺める。長門の魅力がぎゅっと詰まったセンザキッチンで1日中のんびりしてみました。

(キッチン棟内)農水産物等直売所
水揚げされた新鮮な水産物はもちろん、旬の野菜、果物、山口県が誇る地鶏、惣菜まで、地元の美味しいが勢揃いし、まるで「大きな冷蔵庫」。さらに厳選されたお土産や雑貨も並び、時間を忘れて吟味してしまいます。観光客だけでなく、地元の人も御用達なのは、いいものが揃う証!
(キッチン棟内)四代目 大小
農水産物ショップと並ぶ四代目 大小は、仙崎鮮魚仲買商「大小早川商店」が運営する魚屋。名物・仙崎ふぐや仙崎イカをはじめ、素人目に見ても新鮮さが分かるキラキラとした魚が所狭しと並びます。さらに嬉しいのが、ここの新鮮なお魚は併設のグリルハウスで食べることも可能。「新鮮なお魚がいっぱいあるけど持って帰るのは大変だし…」と、諦めていた観光客のみなさまもご安心ください◎
(キッチン棟内)グリルハウス
道の駅センザキッチン内で買った海の幸、山の幸、ジビエや鶏肉を、自分で焼いて食べることができるバーベキューコーナーを併設。好きなものを選び、その場で焼いて食べるスタイルはまさに「キッチン」のようです。道具もすべて揃っているので手ぶら&思い付きでOK!さらに食べたい鮮魚をプロに捌いてもらえる(有料です)至れり尽くせりなシステムです。広がる仙崎湾の景色と、食材の「新鮮さ」が最高のごちそうです。
(ダイニング棟内)食labo
ダイニング棟には、フードコートのように御当地名物のお店がずらり。仙崎沖でとれた新鮮なシラス料理が楽しめる「食labo(クラボ)」で、名物シラス丼をテイクアウトし、外のテラスでいただく。ごはんよりシラスが多い!?くらい贅沢な一杯です。

長門おもちゃ美術館
センザキッチンの「遊ぶ」を担うのは、地域の木材を使った長門おもちゃ美術館。美しい海と森林にめぐまれる長門市の恵みを活かし「森と海と人をつなぐ美術館」として誕生しました。美術館だから静かに眺めるだけ?と思いきや、館内には木のおもちゃで自由に遊ぶ子ども達の姿が。床も手すりも肌触りの良い木でできていて、裸足で歩くのもおすすめです。さらにキッズクルーズ船「弁天」に乗って、近海の海へ出航!子どもも大人も楽しめる、体験型ミュージアムです。
最後はお土産選びを
盛りだくさんなのにゆったりとした時間が流れ、子どもから大人まで1日中楽しめる道の駅 センザキッチン。あれこれお土産を選ぶのも旅の楽しみの一つです。定番から、ここだけのオリジナル商品、大人気のガチャなど盛りだくさん。大切なあの人の喜ぶ顔を想像しながら、あれこれセレクトを楽しんでみてください。

Photo / Taku Fukumori
Text / Nozomi Inoue