ミホジンジャ

観光スポット

美保神社

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【御祭神】御祭神は、三穂津姫命(みほつひめのみこと)・事代主神(ことしろぬしのかみ)の二柱である。三穂津姫命は、高天原から稲穂を持って地上にお降りになり、大国主神の御后神となられ、「五穀豊穣、家内安全、安産、子孫繁栄、歌舞音曲」の神様として崇敬を集めている。事代主神は大国主神の御子神であり、「ゑびす様」の名で世に知られ、「海上安全、大漁満足、商売繁昌、福徳円満、歌舞音曲」の神様として篤く信仰されている。また『古事記』『日本書記』の国譲りの神話においては、御父神である大国主神から、天神に対する国土奉献の可否を委ねられた神様である。毎年4月7日の青柴垣神事(あおふしがきしんじ)、12月3日の諸手船神事(もろたぶねしんじ)は、この国譲り神話の故事を再現し御神徳を仰ぐものであり、出雲地方の代表的な古伝祭で。
 【神社史】美保神社の創建年代は不明だが、境内からの古墳時代の勾玉の破片や、雨乞いの儀式などで使用されたと推測される土馬が発見されており、すでに古墳時代において何らかの祭祀が行われていたことが伺える。奈良時代の天平5年(733)に成立した『出雲国風土記』にはこの社の記載があり、また延長5年(927)成立の『延喜式』にも当社の名前がみえる。中世の様相は不明な点が多いが、伝えによれば戦国時代には毛利・尼子両氏の合戦の最中、兵火にかかり本殿以下附属社殿が焼失したとされる。後の文禄5年(1596)5月、吉川広家の寄進により、二柱の神を祀る本殿が再建された。江戸時代には松江藩からの崇敬も篤く、出雲大社・佐太神社のいずれにも属さない一社一令社(いっしゃいちれいしゃ)の社格となった。また、社家の横山家は宝暦13年(1763)以降、京都の神祇伯家である白川家の門人となり、諸祭儀の伝授を受けた寛政12年(1800)には「美保関大火」とよばれる大火事にかかり、本殿以下地域一帯が灰燼に帰したが、文化10年(1813)に松江藩主の寄進によって本殿を再建し、これが現存する本殿である。明治維新を経た明治18年(1885)には国幣中社に列格、昭和3年(1928)には大造営を執行し、社地の後背部を切り開いて本殿を移築、新たに設計した拝殿を建立し、現在の社殿・境内地の基礎となった。戦後の昭和57年(1982)には本殿が国の重要文化財に指定された。平成10年(1998)からは「平成の大造営」として本殿等の解体修理、遷宮が行われた。
【本殿・拝殿】文化10年(1813)に造営された本殿は、大社造を二棟並立した「美保造」または「比翼大社造」と呼ばれる全国でほぼ唯一の特殊な形式であり、国の重要文化財に指定されている。拝殿は昭和3年(1928)の造営である。設計監督は、明治神宮や築地本願寺を設計した建築史学者、伊東忠太である。拝殿の特徴は、床面は石畳、また天井や側壁のない点などが挙げられる。
【その他の文化財】このほか当社所蔵の文化財として、諸手船神事で用いられる「諸手船」2隻をはじめ、中海で用いられた刳舟(そりこ)、日本最古のアコーディオン・オルゴールなどを含む「美保神奉納鳴物」846点がいずれも国の重要有形民俗文化財に指定されている。また隠岐地方の漁船「ともど」、沖縄の漁船「サバニー」が、いずれも県指定有形民俗文化財として収蔵されている。このうち「諸手船」は境内収蔵庫のガラス越しに拝観が可能であり、「美保神社奉納鳴物」846点のうちの1点である「大鼕」は、境内の北廻廊にて見学できる。
【交通手段】JR境線「境港駅」から松江市コミュニティバス「美保関・境港線」にて終点乗換、「美保関線」にて終点下車。約40分。/JR山陰本線「松江駅」から一畑バス「美保関ターミナル」行きにて終点乗換、松江市コミュニティバス「美保関線」にて終点下車、約1時間20分。

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住所 松江市美保関町美保関608
お問合せ先

美保神社

松江市美保関町美保関608

〒690-1501

電話:0852(73)0506

アクセス JR松江駅から一畑バス(美保関ターミナル行き)で40分、終点で美保関コミュニティバス美保関線乗り換え約30分、美保神社入口下車
松江だんだん道路 川津ICより車で約40分
料金 なし
営業時間 <利用可能時間(営業時間)> 境内自由
<定休日(利用可能期間)> なし
駐車場 地区駐車場利用(無料2カ所)
URL http://www.mihojinja.or.jp/
ユニバーサル情報 156 ec8578c3e02b51835e7c4e63341552c91e4be6f106bfd52f771d24e10bb9f057 160 7660eadf66e776482013ead8d9cbe4bbab3adc3ca6936aa9768c369c20727752
洋式トイレあり / その他