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揖夜神社

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 『出雲国風土記』に伊布夜(いふや)社として記載されている古社。祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)ほか多数。『古事記』によると伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は妻神伊弉冉尊(いざなみのみこと)を慕って黄泉国(よみのくに)へ行ったが、その入口黄泉比良坂(よもつひらさか)は出雲国の伊賦夜(いふや)坂であったという。伊賦夜は伊布夜と考えられ、今の揖屋町平賀に神蹟黄泉比良坂伊賦夜坂伝説地の石碑が建っている。また、『日本書記』斉明天皇5年(659)の条に、言屋(いふや)社として登場し、出雲大社の創建にかかわった社として記されている。黄泉の世界と関係の深い社として、中央でも重視された神社である。八重垣神社、熊野大社などと共に意宇六社に数えられる。

 本殿は大社造り、神座は出雲大社と反対で、左から右に向かっているのが特徴。五色の極彩色の神事の障壁画(県文化財)が壁に描かれ、出雲大社の縁起につながる由緒深い社である。社家には平安時代以降の文書を蔵している。

8月28日には穂掛祭 及び 一つ石神幸祭が行われる。穂掛祭は、煎りあげた玄米(焼き米)と稲穂と長ササゲ豆とカンピョウを取り付けた20cm程の穂掛榊(75膳)を前日に用意する。
 当日の早朝、宮司がこれらを整え、境内の本殿から神木に至るまで、およそ神々の宿る所全てにお供えする。
午後、湯立神事で神域を清め、穂掛祭を執り行う。
穂掛祭を終えた後、宮司は主神のイザナミにお出ましを請う。神霊の宿る神輿は水干姿の4人の社人に担がれ、神社を後にし、弁天灘で神船にお乗りになる。神輿に従って来た氏子はかしわ手を打って見送る。袖師ヶ浦の一つ石に到着すると、一つ石神幸祭が執り行われる。玉串と前日に神米のこうじで作った一夜御水(甘酒)と抜穂(ぬきほ)を社人がお供えし祝詞奏上する。その後、神輿は西揖屋海岸から陸船に移られ、町内各地の鈴成提灯や飾り付けられた陸船、氏子に護られ、西揖屋を出発し、揖屋神社へとお帰りになる。この穂掛祭、一つ石神幸祭を以て、揖屋の豊作、豊漁、氏子の健康安全を祈願するものである。

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住所 松江市東出雲町揖屋(いや)2229
お問合せ先

揖夜神社

松江市東出雲町揖屋2229

〒699-2043

電話:0852(52)6888

アクセス JR揖屋駅から徒歩10分
駐車場 10台 無料