タカノジ

観光スポット

高野寺

4310 takanoji 001 1

 真言宗仁和寺派の古刹で、弘仁5年(814)に弘法大師が7日間の修法の末、観世音菩薩像を刻んで開いたとの伝承がある。醐醍味山高野寺という。大師から尊像を授けられた宥如(ゆうじょ)上人は七院の坊舎を営んで修法の道場とした。南北朝期には南朝方に味方し、周辺地域に勢力をはったが、正平年中(1346〜1370)、幕府は寺の勢力の抑圧を謀った。さらに永禄年中(1558〜1570)、尼子氏の兵火に遭い、その後も数度の火災のため僧坊寺宝が灰じんに帰し、荒廃していたのを、万延元年(1860)三十四代将海(しょうい)和尚が復興した。
 高野寺頂上からの展望は、浅利富士(室神山)や日本海を眺望でき、参道には1,000本のツツジがある。周辺はハイキングコースに適したところ。開基の年代、寺内の構造、大きさなどによって西の高野山ともいわれ、石見観音霊場の三十三番札所でもある。
 寺宝の銅鐘は、鐘身の各所に朝鮮鐘の文様をとり入れた優美なもので、和鮮混淆形式のものとして注目される。総高97.6cm、口径56.8cm、作者、制作年代など不明だが、室町期の作といわれる。昭和42年(1967)、県の文化財に指定された。

近隣の施設を見る
住所 大田市温泉津町井田ハ480
お問合せ先

高野寺

大田市温泉津町井田ハ480

〒699-2507

電話:0855(66)0043

FAX:0855(66)0043

アクセス 山陰本線温泉津駅から車20分