作品を見るだけでなく、島根でアート体験にチャレンジして、あなただけのオリジナルアートを楽しんでみませんか?
風の国でスーパー竹トンボ作りに挑戦しました。通常の竹とんぼと違って羽根がプロペラ型になっていて、とてもよく飛ぶのだそうです。
まずはプロペラの部分を作るのですが、竹を削る作業が意外と難しかったです。やすりで削って角を取ったり、左右の比重のバランスを取ったりしながら形を整えます。ポスカで色を塗るときは飛んでいく際に綺麗に見えるように、左右対称になるように気をつけました。最後はライターであぶって、羽根にひねりを加えて軸へ刺して完成!実際に飛ばしてみます。
いきなり高く遠くへ飛んでびっくり!でも自分で作った竹トンボが空へ向かって飛んでいく様は、とても綺麗で感動しました。お子さんだけでなく、大人も夢中になって楽しめると思いました。
風の国
〒699-4431
島根県江津市桜江町長谷2696
TEL:0855-92-0001
FAX:0855-92-0003
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※体験工房は事前にご予約が必要です。詳しくはホームページよりお問い合わせください。
ランプシェードの作成体験もできます。桜の枝や竹ひごに和紙を貼った味わい深いランプシェードは、とても人気の商品ですぐに売り切れるそうです。暖かなぬくもりのある素敵なランプシェードが癒しのひと時を与えてくれます。
また、「レストラン風花」でランチをいただきました。ここのメニューはボリュームも味もよいと評判で、さらにお値段もリーズナブルです。私は江川御膳をいただきました。鮎の炊きたて釜飯や旬の天ぷら、刺身などとっても美味しかったです!
浜田市の島根県立大学となりの海を望む丘の上に、白い建物が建っています。この世界こども美術館は、日本海に浮かぶ船をイメージしているそうです。松江市のくにびきメッセや仁摩サンドミュージアムと同じく、島根県出身の建築家・高松伸先生の設計です。ここは「こども」をテーマにした絵画や、親子での創作体験などが楽しめます。そしてこどもが楽しく鑑賞したり、興味を持てるように、さまざまな仕掛けや工夫がされていました。
こちらではペットボトルを使った潜水艦の作成を体験しました。 まずペットボトルに模様を付け、次にフィルムケースを貼り付けて操縦席とします。 最後にゴム動力のスクリューを船体下にくっつけて完成です。とってもかわいくできたので、水に浮かべて遊んでみたいと思います。
浜田市世界こども美術館
〒697-0016
島根県浜田市野原町859-1
TEL:0855-23-8451
FAX:0855-23-8452
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※創作活動は土・日・祝日の午後1時から4時まで行っています。ご希望の方は当日受付で午後3時30分までにお申し込みください。
(活動内容は週毎にかわります)
館内にはピカソやミロ、地元に縁のある画家の方の作品などが展示されていました。他にも子供たちが作成した絵や作品なども展示されています。中でも目を引いたのが、一人一人の作品を集めた万華鏡。このアイデアに感動しました。
土、日曜日限定のミュージアムカフェも人気で、こちらでは世界のお茶を楽しめるのだそうです。今度機会があったらぜひ体験してみたいです!
舞妓や裸婦の絵画で有名な、浜田市三隅町出身の日本画家・石本正先生の収蔵品を収めた美術館。南欧の教会をイメージした白い建物が印象的な石正美術館で石州半紙の絵手紙体験をしました。
学芸員の丸山さんご指導のもと、日ごろの感謝を込めてお母さん宛に作ります。まず季節の花をモチーフに絵を描きました。色の出し方、絵と文字のバランスを考えながらの作成はちょっと難しかったです。でも想いをのせて大切な人のところへ届くと思うと、終始楽しくできました。相手のことを想いながら描く絵手紙は素敵だと思います。
石本先生の絵に惚れ込んで三隅町にやってきたという、学芸員の神さんの熱心な解説を聞きながら作品を鑑賞しました。
石正美術館
〒699-3225
島根県浜田市三隅町古市場589
TEL:0855-32-4388
FAX:0855-32-4389
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※絵手紙体験を希望される方は、前日までにご予約をお願いします。
先生の作品は「女性の悲しさ」をテーマとして描かれていて、ようやく最近手ごたえがつかめてきたとおっしゃっているそうです。86歳になってなおその心は青年のようです。とても夢に対して精力的な方で、ネームバリューにとらわれない「本物」の絵画を見つけ出し、それをこの三隅町に集めていくという夢を実現すべく歩んでおられるのだそうです。そんな石本先生の姿を知り、展示されている絵を見る目も変わったような、そんな気がしました。
館内にあるミュージアムカフェでは、浜田市の名産でもあるハチミツと桃を使ったスイーツを頂きました。とてもやさしい味で美味しかったです。
最後に益田市にある島根県芸術文化センター「グラントワ」に行きました。こちらの施設は昨年の10月にオープンした美術館とホールの複合施設です。屋根から壁まで、石見地方特産の石州瓦をふんだんに使っていて、益田の町並みによく合います。中央には水を張った広い中庭広場があり、それを囲むように、木製のチェアに腰掛けておしゃべりを楽しむ人たちがゆったりとくつろいでいました。
美術館のロビーは教会をイメージする荘厳でおしゃれな空間で、コレクションには、石見地方にゆかりのある作家の作品や、津和野出身の森鴎外ゆかりの美術家の作品、ファッションをテーマにした作品などがあります。
島根県芸術文化センター グラントワ
〒698-0022
島根県益田市有明町5番15号
TEL:0856-31-1860
FAX:0856-31-1884
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ホールは国内屈指の規模の舞台と最新の設備を備え、オペラ、バレエやコンサートなど多様な舞台芸術を上演できる1500席の大ホールと、映画、演劇から室内楽コンサートなどができる400席の小ホールがあります。私もピアノを習っているので、いつかこんなホールで演奏できたらいいなぁと思いました。ミュージアムショップには、アートなグッズがどれにしようか迷うくらい並んでいました。レストラン「ポニィ」では独自のフレンチメニューが人気だそうです。期間限定のメニューなどもあるので、訪れた際にはぜひどうぞ!
今回のレポートは
私が担当しました。
しまね観光大使
青山 愛
(あおやま めぐみ)
松江市鹿島町出身
趣味:ピアノと書道
※マップ上の各美術館名をクリックすると、それぞれのサイトをご覧いただくことができます。
(一部リンクされていない美術館もあります)
展示期間やイベントなど、ぜひチェックしてみてください。
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