世界遺産石見銀山の主要スポット

大久保間歩

初代奉行の大久保長安の名から名付けられた、石見銀山最大級の間歩「大久保間歩」。江戸時代から明治時代にかけて開発され、その規模は他の間歩に比べて群を抜いています。坑内の高さは最大で5mあり、大久保長安が槍を持ち、馬に乗ったまま入ったという伝説があります。坑内は暗く足元も悪いため、ヘルメットに長靴、そして懐中電灯を持ち、気分はすっかり「大久保間歩探検隊」!

ドキドキワクワクしながら、ガイドさんに従って中に足を踏み入れると、そこは本物の真っ暗闇の世界。懐中電灯がないと隣の人の顔も見えません。こんな中、灯り一つを頼りに作業をするなんて、今の私たちには絶対考えられません。生々しい削り跡の残る壁や、地の底までありそうな深〜い穴(竪坑)、見上げるほどの高さの坑道の迫力に圧倒されながら、当時の銀採掘をしていた人々に思いを馳せました。

<大久保間歩>
見学は「世界遺産 石見銀山大久保間歩一般公開限定ツアー」で
[URL]http://www.iwami.or.jp/ginzan/
※大久保間歩は、12月〜2月の期間「仙ノ山」入山禁止のため見学できません。

釜屋間歩と謎の岩盤遺構

大久保間歩から少し山を登った所に、大久保長安の部下である安原伝兵衛が夢のお告げで発見したと伝えられる釜屋間歩があります。伝兵衛は3600貫(約13.5t)の銀を徳川家康に献上し、その功績により家康から紋服を授けられました。

また2003年には釜屋間歩に隣接した斜面から、高さ18mの岩盤を三段のテラス状にくりぬいた巨大な遺構が発見されました。作られた時期や目的などまだ謎が多い「謎の岩盤遺構」です。岩盤を削って作られた石段を見ながら、あらためて昔の人のすごさに感動しました。

<釜屋間歩と謎の岩盤遺構>
見学は「世界遺産 石見銀山大久保間歩一般公開限定ツアー」で
[URL]http://www.iwami.or.jp/ginzan/
※釜屋間歩等は、12月〜2月の期間「仙ノ山」入山禁止のため見学できません。

石見銀山世界遺産センター

10月20日にフルオープンした「石見銀山世界遺産センター」。展示コースの最初には、御取納丁銀の5倍のサイズのレプリカが飾ってありました。全て銀でできていて、何でも1千万円かかったとか。

また2003年には釜屋間歩に隣接した斜面から、高さ18mの岩盤を三段のテラス状にくりぬいた巨大な遺構が発見されました。作られた時期や目的などまだ謎が多い「謎の岩盤遺構」です。岩盤を削って作られた石段を見ながら、あらためて昔の人のすごさに感動しました。

<石見銀山世界遺産センター>
[住所]島根県大田市大森町イ1597-3
[開館時間]8:30〜17:30(展示室9:00〜17:00)
[TEL]0854-89-0183
[FAX]0854-89-0089
[URL]http://ginzan.city.ohda.lg.jp/

龍源寺間歩

龍源寺間歩は1715年に開発された代官所直営の坑道で、大久保間歩に次いで長く600mもあります。龍源寺間歩は中に入って見学する事ができ、通り抜けコースとなっている坑道は全長約273mで、途中157mのところから新しく開削した栃細谷新坑(とちばたけしんこう)を通って出口に向かいます。

内部はノミで掘った跡が当時のままの状態で残っています。また、古文書の石見銀山絵巻が電照板で展示してあり、当時の坑内の様子を知る事ができます。

<龍源寺間歩>
[住所]島根県大田市大森町
[入場料]大人400円 小人200円
[入場時間]9:00〜17:00(11月24日から3月19日は〜16:00)
[TEL]0854-89-0347(入口側)、0854-89-0117(出口側)

大森の町並

大田市大森町は石見銀山領の中心となった地です。地元の人の手により、当時の面影をそのままに残しています。

代官所跡や古寺・古社など歴史的な建物だけでなく、街の景観に合わせたレトロな郵便局や銀行、自動販売機などにも注目!

五百羅漢

石窟五百羅漢は、銀山で働いて亡くなった人々や祖先を供養するためにと月海浄印が発願し、25年もの歳月をかけて1766年に完成しました。羅漢寺はこの五百羅漢を護るために建立されました。

羅漢寺から道をはさんで向かい側、銀山川に架かる石の反り橋を渡ると、岩山に3つの石窟が掘られています。この左右の石窟に、合計501体の羅漢像が安置されています。

近くには、450年も昔から湧いているという「三百水」と呼ばれる湧水があります。三百水は島根の名水にも選ばれている水です。

<五百羅漢(羅漢寺)>
[住所]島根県大田市大森町イ804
[拝観料]大人500円 小人300円
[拝観時間]8:00〜17:00
[TEL]0854-89-0005
[URL]http://www.rakanji.jp/

熊谷家住宅

大森の町なかにある熊谷家は石見銀山で栄えた古い商家。家業である鉱山業や酒造業のほかに代官所に収める年貢銀を秤量・検査するなど、石見銀山御料内でもっとも有力な商家の一つで、国指定重要文化財に指定されています。その住宅は江戸時代後期から末期にかけての有力商人の身分や生活の変遷をよく示しています。


規模・質ともに優れた建物内は広く見学する事ができ、勘定場や復元された台所、実際の婚礼道具などをはじめ、歴史的資料としての価値はさることながら、当時の生活の雰 囲気を味わう事ができるので、古民家好きにはたまらない見学スポットです。

<国指定重要文化財 熊谷家住宅>
[住所]島根県大田市大森町ハ63番地
[入場料]大人500円 小人100円
[開館時間]10:00〜17:00(入場は〜16:30)
[休館日]毎月末の月曜、年末年始(※平成21年4月以降は毎月末の火曜日)
[TEL]0854-89-9003
[URL]http://ginzan.city.ohda.lg.jp/

勝源寺

勝源寺は、1601年(慶長6年)に白誉上人によって創建したと伝えられる浄土宗の寺院です。

四脚山門の阿吽の獣や龍の彫り物は、石見銀山の宮大工・石賀小平治良信の作で、1772年(明和9年)の山門修理の際に彫られたものです。版画家・棟方志功が絶賛したといわれ、「彫り物の龍が夜な夜な水を飲むため抜け出すので、目に釘を打って動けないようにした」との言い伝えも残っています。 また、境内裏山には700本のツツジに囲まれて、家康を筆頭に12代将軍までの位牌が祀られている東照宮があります。

代官所役人・阿部半蔵画「家康並びに十六将図」や、キリシタン地蔵、キリシタン灯篭などを見ながら本堂に進むと、見事な極彩色の格天井や石賀小平治作の欄間彫刻を見ることができます。

<勝源寺>
[住所]島根県大田市大森町イ430の1
[拝観料]大人400円 小人100円
[拝観時間]9:30〜17:00
[TEL]0854-89-0252

石見銀山資料館

江戸時代に代官所が建っていた場所にある資料館です。建物は明治時代の邇摩郡役所をそのまま利用しています。

内部には約500点の銀山資料を展示しているので、散策前にまずはここで石見銀山の歴史を学ぶのもオススメ。

<石見銀山資料館>
[住所]島根県大田市大森町ハ51-1
[開館時間]9:00〜17:00(冬期は16:00まで)(入場は閉館30分前まで)
[入館料]大人500円 小人200円
[休館日]年末年始
[TEL]0854-89-0846
[FAX]0854-89-0159
[URL]http://fish.miracle.ne.jp/silver/

鏝絵

鏝絵(こてえ)とは、左官職人が民家や土蔵の壁を塗る時に、鏝を使って様々な絵柄を彫り描いたものです。

写真は大森町の「西性寺」のものですが、他にも石見地方には鏝絵が残されている場所がいくつもあります。

<まちなみ探偵団 鏝なみ・はいけん>
[URL]http://www.kotenami.jp/
島根県内の鏝絵について詳しく解説されているサイトです。

銀の小径

銀山公園から龍源寺間歩方面に向かって約3km、緑陰の遊歩道が続いています。日差しの強い日もこの「銀の小径」を歩けば快適かも。水のせせらぎや鳥のさえずりに耳を傾けながら、また仲間と楽しく語り合いながら歩いてみましょう。

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