アクアス＆フォーゲル　カワイイ動物ふれあい図鑑！

アクアスでは、2008年11月13日にペンギン館がオープン。オウサマペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギン、フンボルトペンギンの４種類のペンギンが仲間入りしました。オウサマペンギンが一番大きいですが、それでも思っていたよりコンパクトなかわいいサイズです。

1日に2回、ペンギンのエサやりショーがあります。種類によってエサはシシャモやアジ、それにホッケなど。フンボルトペンギンが、1日にアジを40匹くらい食べるそうで、体重の４分の１くらいの魚を食べる計算になります。小さな体に似合わず結構大食いですね。魚の入ったバケツを持ったスタッフをピョンピョンはねて追いかけるイワトビペンギンの姿に、周囲から自然と「かわいい！」の声がもれます。

ペンギン館の水槽は逆Ｌ字型になっており、ペンギンたちが泳ぐ様子を下から見ることができます。それはまるでペンギンが空を飛んでいるようで、思わず感動！しばらく見とれてしまいます。空から差し込む陽の光でゆらめく水紋に照らされながら、ひと時ほっとするいやしのコーナーでもあります。

「神話の海」コーナーは、出雲神話の「オオクニヌシと白兎」で登場するワニ（サメ）が主人公です。1000ｔのパノラマ水槽は大迫力！また海底トンネルでは、悠々とおよぐサメやエイの迫力ある姿を、まるで一緒に水中を泳いでいるような臨場感で見ることができます。

フォーゲルパークではペンギンのお散歩が人気のプログラム。かわいらしい衣装を身に付けたケープペンギンたちが、よちよちとお散歩。衣装は季節ごとに衣替えしますが、この夏はカラフルなハワイアンレイをかけて登場です。

また、フクロウの飛行ショーでは、さまざまなフクロウがスタッフの呼びかけにこたえて大きな翼を広げ飛んできます。頭上すれすれを飛んで行くフクロウに場内から思わず「おー」とどよめきが。また観客席から選ばれた３人のゲストが持つリングを次々くぐっていくフクロウの輪くぐりも、メンフクロウのハート型のかわいい顔と相まってとても人気です。

2009年夏スタートの「ペンギンとアイガモの運動会」。ペンギンがピョンピョン階段を上っていき、平均台をトコトコ渡ります。結構高い平均台なのに、平気なんでしょうか…見ている方がハラハラしてしまいます！それでも平気な顔で（？）無事平均台をクリアすると、最後は滑り台でスィーッと着地。観客からは思わず「お見事！」と拍手が沸きあがります。

アイガモは決められたコースをいっせいにダッシュ！途中で寄り道せずに無事ゴールできるでしょうか？愛らしいアイガモの走る姿も必見です。

世界中で約2000羽しかいないという大変貴重な鳥、クロツラヘラサギがデビューしました。ヘラサギに似ていますが、少し小さめなクロツラヘラサギは、名前の通りくちばしと顔が全て黒いのが特徴。朝鮮半島の東北部と中国の一部で繁殖し、日本へは冬鳥として渡ってくることはありますが、主に沖縄や九州で暮らします。飼育している動物園も少ないので、今回のフォーゲルパークでのデビューは要注目です。

「フォーゲルパークでは、様々なふれあい体験ができます。オオハシやエボシドリへのエサやりはすっかりおなじみですが、その他にもエミュー牧場の中で、エサやりなどのふれあいが体験できます。エミューは大柄で一見こわそうな顔をしていますが、意外と親しみやすい鳥なんです。でもエサはすごい勢いで食べ、カップはあっという間に空に。

意外と知られていないのが、ペンギンやペリカン、インコとのふれあい体験です。ペンギンをだっこしたり、ペリカンをひざに乗せたり、インコを腕に乗せたりすることができるんですよ！

さらにホットなニュース、最近ふれあいコーナーに新しい仲間が増えました！コールダックの「みるぴー」です。世界最小のアヒルなので、こんなふうに手のひらにも乗っちゃいます。他ではできない貴重なふれあい体験ができます。