ゲゲゲの女房 武良布枝さんの故郷・安来

武良布枝さんの生家実兄・飯塚藤兵衛さんの家族布枝さんが使っていたミシン
 「ゲゲゲの鬼太郎」などで有名な、漫画家・水木しげる氏の妻である武良布枝さんは、昭和7年(1932年)に現在の島根県安来市大塚町の商家に生まれました。大塚町は、約150軒ほどの家が軒を連ねる小さな集落です。
 布枝さんは著書「ゲゲゲの女房」で、「29歳で嫁ぐまで大塚が私の"世界"の全てだった」と語っています。大塚の町を歩くと、ドラマの安来編で登場した懐かしい昭和の風景がたくさん残っています。

Map
伯太川
伯太川(盆さん送りの場所)
お盆を過ぎると、伯太川で盆さん送りをしました。新盆の仏様のために舟などを作り、お供えを乗せて川に流しました。

釈迦嶽兄弟碑
釈迦嶽兄弟碑
江戸時代の大関釈迦ヶ嶽の手型・足型を探してみよう!(手型は碑の中にあります)

姫地蔵
姫地蔵
少女時代、ドラマの中に登場する小さな地蔵堂はこちら。 戦国時代に、毛利軍の追手を逃れた尼子家武将の姫が、この地で捕まり自害。地元の人々がこれをあわれんで建立した地蔵堂。

大塚両大神社
大塚両大神社
ドラマでは、夏休みのラジオ体操の場所として描かれていました。

新町観音堂
新町観音堂
創建は明確ではありませんが、元禄13年版(1700年)の文書に載っています。厨子の中には金色の観音様が安置されています。

薬師堂
薬師堂
お盆には、毎年、薬師堂の前で盆踊りが開催されています。ドラマでは、エキストラとして大塚の皆さんも登場されました。