銀山に関する資料が展示してあり、地元ボランティアガイドが銀山の歴史や文化について分かりやすくご説明します。 銀山を守るために築城された、石見国本城氏の居城跡。 明治33年頃に他の間歩の水抜きのために掘られた間歩ですが、その採掘の際に大鉱脈が発見され、久喜銀山は最盛期を迎えたといわれています。 製錬時に排出される鉱滓(こうさい)の捨て場で、何百年もたった今も大量の鉱滓が草も生えずに残っています。当時の様子が体感できるポイントです。 近代的な大きな間歩や、戦後再開発された際の発動機やコンプレッサー、トロッコの線路が当時のまま残されています。 ヘルメットに長靴、懐中電灯を手に、ガイドさんと間歩の中を探検します。間歩の中は夏でもひんやりしています。 江戸時代前期の大林銀山の製錬所跡で、現薬師堂付近から安芸国境の長瀬川まで広い範囲に多量のカラミが堆積しています。その量の多さに驚かされるとともに、ここで多量の銀や鉛を産出していたことを実感できます。 鉛などの重金属は、生物にとっても、植物にとっても有害な物質です。成長が妨げられたり、生えないこともありますが、このヘビノネゴザは、重金属を含む土地でも元気に生えています。銀山周辺ではヘビノネゴザを多く見ることができます。たくさん生えていますので探してみてください。 ●特記事項 ※動きやすい靴・服装で参加ください。 ●お問い合わせ先 久喜大林銀山保全委員会 〒696-0316 邑智郡邑南町久喜640 TEL 090-4651-1415