2016年05月24日 公開
お米、魚介、お肉など良質な食材が豊富な石見地方。
地元の食材をたっぷり使った、石見ならではの朝めしをご紹介します。
それぞれ魅力的なアイデアで作られた石見の朝めし
是非、食べにきてください。
日本海で獲れた魚介に、たわわに実るお米のふっくらご飯、豊かな自然で育まれたお肉、などなど。一言では語りきれない食材の豊富さと鮮度の良さは、山と海、それぞれの幸に恵まれた石見地方の環境ならでは。まずは朝めしにぴったりな石見エリアを代表する食材の一部をご紹介します。
ピリッと辛いのが特徴の魚のすり身に唐辛子を混ぜ込んで揚げたもの。古くから漁港として栄え、水産業の盛んな浜田市の特産品です。そのままでも美味しいですが、オーブントースターなどで一寸焼くと、揚げたての食感と独自の風味が引き立ちます。
豊かな自然を活かし、「安心安全」を大切にする石見地方の米づくり。代表的なお米として、浜田市弥栄町産の「やさか米」や益田市美都町の田園風景で害虫駆除等を合鴨で行う「美都ひかり」があります。
石見沖は日本海を流れる潮の流れが良いため、魚たちの身が締まっていて脂ののりもよい。中でもノドグロやカレイの一夜干しは鮮度を大切に、程よく干してあるので、軽く焼いて食べれば、やわらかい食感と自然の旨みが楽しめます。
板わかめの主な産地は温泉津や三隅。パリッとして、透かすと向こう側が見えてしまうほどうすいのが特徴。直火であぶり、香ばしく焼けたアツアツを手で揉み、ご飯にふりかける。磯の香りと塩気がほどよく、ご飯がススミます。
石見地方の豊かな自然と水に恵まれた環境で飼育され、やわらかく極上の旨みをもつお肉。ストレスを感じないよう大事に育てた「江津まる姫ポーク」や肉質がやわらか、そして脂身が少なくヘルシーな「石見ポーク」がおすすめです。
9つの市町からなる石見地方。一括りに石見地方といっても、それぞれの市町には独自の文化や雰囲気が根付いています。各地域ごとに違った味わいを楽しめるのも「石見の朝めし」の魅力の一つ。まずは、大田市、川本町、美郷町、邑南町からなる「石東」エリアの朝めしをご紹介します。
一夜干し焼き魚の朝ごはん(要宿泊) [提供時間]7時-8時(相談に応じる)
代々魚屋を営む店主が確かな目利きで仕入れた魚を一夜干しにした焼き魚がメイン。さらに地元のかまぼこ、旬の食材を使った小鉢、自家製の減塩梅干しなど地物食材にこだわっている。
【住所】大田市波根町1336-1[MAP]
【TEL】0854-85-7358
【HP】http://www.suimeikan.jp/
「地産地消」の食材を使用した さひめ野朝定食(要宿泊) [提供時間]7時30分-9時
大田産のエテガレイなど干物の焼き魚、地元のあご野焼きや青のりの佃煮、宍道湖産やまとしじみのみそ汁など、地元食材をふんだんに使った品数も豊富な料理で満足度も高い。
【住所】大田市三瓶町志学2078-2[MAP]
【TEL】0854-83-3001
【HP】http://sahimeno.jp/