仕事も癒しも叶う里山時間、
邑南町ワーケーションのすすめ
■ 邑南町ってどんなところ?
島根県邑智郡邑南町は、広島県との県境に位置し、広島市から車で約1時間ほどのアクセスの良さが魅力。中国山地の豊かな自然に囲まれ、夏には避暑地として多くの観光客が訪れます。静かな環境で仕事に集中しながら、里山の癒しを感じることができる理想的なワーケーションスポットです。
邑南町の日貫地区にある、「日貫一日(ひぬいひとひ)」は、地域の暮らしに溶け込むような一棟貸しの宿泊施設です。100年近い歴史を持つ古民家をリノベーションし、地域の自然や文化を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせる空間が魅力です。
Wi-Fi完備でテレワークにも最適。地元の食材を使った料理や、里山の風景に癒されながら、心身ともにリフレッシュできます。
今回は、「安田邸」をご紹介。
縁側のある居間では、風に揺れる木々の音を聞きながら、読書やおしゃべり、そしてリモートワークにも最適な静かな環境が整っています。
ゆるやかに歩く、日貫の風景と記憶
日貫は観光地として整備された場所ではなく、そこに暮らす人々の日常が息づく、飾らない風景の数々があります。歩くごとに、静かで豊かな時間が流れていきます。
日貫一日の宿泊者には、スタッフがゆったりとしたペースで、日貫の町並みをご案内します。
地域の人々に親しまれてきた神社の境内。苔むした石段や、風に揺れる木々の音が、この土地の歴史を静かに語りかけてくれます。
日貫に暮らす方との交流も、この町歩きの大きな魅力のひとつ。この日は、たまたま買い物に訪れていた地元の方とばったり出会い、「少し涼しくなってきましたね。元気でした?」と、まるで家族のようなやりとりが交わされていました。
スタッフとの会話では、「こういう場所ができて嬉しい」と、地域への思いが自然と語られます。町を歩けば、季節の移ろいとともに、人々の営みがそっと感じられます。忙しない日常から少し離れて、五感で味わう時間。日貫には、そんな静かな贅沢が広がっています。
草花と語らう、野草茶づくりの時間
日貫の自然を味わう体験として、宿泊者は「野草茶づくり」を楽しめます、スタッフの案内のもと、まずは野草を摘むところからスタート。日貫の里山を散策しながら、野草の見分け方や、生態、効能などを丁寧に教えてもらえます。
丁寧に穂から種もみを削ぎ落とします。意外と難しい・・・
種もみは、炒った後お湯を注いで完成。とてもいい香りが空間を包み込みます。
完成した野草茶は、その日の思い出とともに、心と体をじんわりと癒してくれます。
星空に包まれる、静寂のひととき
日貫一日では、夕食を「つくり、食べる」ことを大切にしています。
農業が盛んな日貫では、新鮮な野菜に加え、石見ポークや石見和牛といったブランド肉も魅力。料理家と考案したオリジナルレシピで、季節の食材を簡単に、美味しく、滋味深く味わえます。
日貫の伝統料理「へか」。
かつて農具の「へか」で鶏を焼いていた郷土の味を、石見ポークでアレンジしています。一口食べれば、野菜の甘みと肉の旨みがじんわり広がり、体に染み渡るような味わい。
日が暮れると空は一変します。
街灯の少ないこの地域では、夜空がまるでキャンバスのように広がり、満天の星々が輝き出し、自然が語りかけてきます。満天の星空の下で過ごすひとときは、心を静かに整えてくれる、かけがえのない体験です。
カフェ・一揖(いちゆう)
かつて電子部品工場だった建物を活用した、宿のフロント機能も兼ねるカフェです。お寺の参道の途中に位置し、訪れる人を「こんにちは」「ようこそ」と迎える気持ちを込めて、“会釈”を意味する名前が付けられました。
朝食は、日貫一日・安田邸から歩いて3分のところにあるこのカフェ・一揖でいただきます。地元の食材を使ったやさしい味わいの朝食を、静かな里山の空気とともに楽しめます。
食後はそのまま打合せをしたり、仕事に集中することももちろん可能。落ち着いた空間で、日貫ならではのゆったりとした時間を過ごせます。
日貫一日「安田邸」「MARIE」
住所:島根県邑智郡邑南町日貫3296-1(安田邸)
住所:島根県邑智郡邑南町日貫3080-1(MARIE)
電話:090-3632-4902
営業時間:6:00〜18:00
定休日:年中無休
駐車場:あり
公式サイト:hinuihitohi.jp
カフェ・一揖(いちゆう)
住所:島根県邑智郡邑南町日貫3376
電話:090-3632-4902
営業時間:13:00〜17:00
利用料金:飲食費のみ(貸切の場合には500円/h掛かります)
オープン:土曜日・日曜日・月曜日
駐車場:あり
公式サイト:hinuihitohi.jp
詳しくはこちら
日貫には、こんな場所があるんだって、誇れるように
最後に「日貫一日」を運営する一般社団法人弥禮 德田秀嗣さんにお話を伺いました。
「設計・デザインは著名な方にお願いして、細部まで丁寧につくり込んだこの場所は、ただの宿ではなく、日貫の象徴になるような存在です。子どもたちが『うちの町にはこんな場所がある』と誇りに思えるような、そんな空間にしたかったんです。」
「ここに来る人たちは、観光というより、ゆっくりしに来る方が多いですね。春は桜、夏はホタルや川遊び、冬はしんしんと降る雪。日本の原風景の中で、何もしない時間を楽しんでもらえたらと思っています。」
「住むというより、遊びに来る場所。非日常のような日常の中で、ふと仕事のヒントが浮かぶような、そんな時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。」


