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一は橋

 数え歌形式のこの歌は、広く手遊び歌として知られています。明治生まれの方々からもよく聞かされました。2人が向かい合って歌いつつ、手の平を広げ、まず自分の両手の平を合わせ、続いて相手の両手の平を合わせます。そして歌いながら繰り返して遊ぶのですが、この大社町の歌では、最後がじゃんけんに変わりますので、この場合はじゃんけんの前奏曲といった感じになります。 (解説 酒井董美先生)
酒井董美先生のプロフィール
 
歌:手銭 歳子さん(大社町 大正7年生まれ・平成12年収録)


一は橋 二はカキツバタかね 三は下がり藤
四にゃ獅子牡丹ね 五つ井山の千本桜かね
六つ紫 色好く染めたかね 七つ慣れても
八つ山吹 九つ紺屋かね
十で殿御さんがお駕籠に乗ろうかね
ゼンゼがのうて乗られません
(じゃんけんになる)


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