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かたりべ館・わらべ歌館
> 亥の子歌
旧暦十月の亥の日は、田の神が大根畑まで帰り、亥の子の神になられるので大根畑へ入ってはいけないとする伝承も多く存在しています。この日、コタツを出すと火が粗相にならないとも言われ、子供たちがこの歌をうたいながら、亥の子づ搗きなどをして家々を回ります。各家では餅や柿などを子供たちに与えました。つまり、この行事は亥の子の神が子供に仮託して、各家に幸せを配って回るという意味がこめられています。 (解説 酒井董美先生)
酒井董美先生のプロフィール
歌:佐々木 綱さん(松江市西川津 66歳・昭和36年収録)
「亥の子さんの晩に 祝わぬ者は
蛇産め 子産め 角の生えた子産め
祝ってごさっしゃったけん
ええ子産まっしゃい ええ子産まっしゃいよ」
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